Budget Amount *help |
¥3,410,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2008: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Research Abstract |
Pulsed-dye laser(PDL)よるケロイド予防、治療の病態生理を、主に皮膚の創傷治癒に重要なPG(Prostaglandin)の律動酵素であるCOX(Cyclooxygenaze)-2に観点をおいて検討し、効果的なPDLの照射方法を確立することを目的として研究を行った。 まず新生児・成人ラット皮膚の創傷治癒過程においてPDL照射によるCOX-1,-2の発現部位や強度の経時的変化を検討したが、発現の増強はみられるものの、創傷治癒の期間や性状において有意な差はみられなかった。また新生児・成人ラット正常皮膚組織から分離培養した線維芽細胞(FC)においても様々な条件下でPDL照射を施行したが、COX-1,2の発現抑制効果は確認困難であった。人のケロイド皮膚と正常皮膚においても同様の結果であった。また人のケロイド皮膚と正常皮膚の組織と分離培養したFCでCOX-1,-2の発現を免疫染色にて確認はできたが、その強度や部位に有意差は認めなかった。
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