Research Project
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
研究代表者は顕微鏡画像と電気生理学のデータを取り込み解析する装置を稼働させた。高速度顕微鏡カメラについて数機をデモしたが取リ込み画像の暗さとノイズの多さにより現予算内では解析困難と判明、引き続き機器選定を続けながら現有の顕微鏡カメラにて研究を続けている。細胞骨格を制御するRhoキナーゼにより外有毛細胞明運動能が制御されるという基礎データがあったためこれを発展させ、Rhoキナーゼの下流で神経細胞の軸索伸長運動能が制御するLIMキナーゼとcofilinとにうタンパクを修飾し外有毛細胞運動能を検討した。すると以下の2点の興味深い結果が得られた。1. Rho キナーゼを活性化させるLPAを投与すると最下流のcofilinが強くリン酸化されることが判明した。LPAによるcofilinのリ冫酸化は途中のRhoキナーゼ阻害すると「一部分だけ」リン酸化を阻止した。すなわちRhoキナーゼはその下流のLIMキナーゼとcofilinを確かに制御しているようで。あるが、Rhoキナーゼに依らないメカニズムもありそうである。2. ビデオ解析により、外有毛細胞運動能はRhoキナーゼ阻害により減弱するニとが分かった。LIMキナーゼを阻害すると同様に外有毛細胞運動能は減弱した。LIMキナーゼが外有毛細胞運動能を制御する非常に重要なシグナルのーつであると示唆された。ニの時の運動能減弱はモータータンパクの電気生理学的異常を伴わなかった。研究代表者は以上の外有毛細胞運動能におけるモータータンパクに依らない制御機構を示唆する知見をまとめ、英文論文として2008年4月現在投稿中である。
All 2007 2006
All Journal Article (3 results) (of which Peer Reviewed: 2 results) Presentation (2 results)
Proceedngs of 3rd Asian Conference on Computer Aided Surgery P110064(CD)
Proceedings of Computer assisted Radiology and Surgery (in press)
Life Sciences 79
Pages: 1021-1026