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シェーグレン症候群における免疫抑制シグナル分子の機能解析

Research Project

Project/Area Number 18791352
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Morphological basic dentistry
Research InstitutionThe University of Tokushima

Principal Investigator

表原 文江  徳島大, 助手 (50337359)

Project Period (FY) 2006 – 2007
Project Status Completed (Fiscal Year 2007)
Budget Amount *help
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Keywordsシェーグレン症候群 / 末梢トレランス / PD-1 / PD-L1
Research Abstract

本研究では唾液腺・涙腺における自己免疫病変の発症機構における補助シグナル分子であるPD-1,PD-L1/PD-L2の働きをSS疾患モデルNFS/sldマウスを用いて検討した。まず、モデルマウスにおける末梢T細胞の活性化状態について検討するため、脾細胞および頸部リンパ節から分離したCD4陽性T細胞を用いてFACS解析を行ったところ、生後3週齢以降からnonTx群と比較してTx群のCD4陽性T細胞上に活性化マーカーとされるCD44,CD45RBlow, Mel-14low, CD69ならびにCD25の発現増強が認められた。さらに、脾細胞ならびに頸部リンパ節から分離したCD4陽性T細胞上におけるPD-1発現を同様にFACS解析を用いて検討した。結果、生後8週齢であるTx群の頸部リンパ節から回収したCD4陽性T細胞上において、対照群に比較してPD-1分子の発現上昇傾向が認められた。PD-1発現上昇は脾細胞由来のCD4陽性T細胞においてはほとんど認められなかった。また、病態が悪化する生後12週齢の段階においては、CD4陽性T細胞上のPD-1分子発現は減退していた。さらに、唾液腺に浸潤したCD4陽性T細胞上におけるPD-1発現検討では、生後8週齢で最も顕著なPD-1分子発現が確認された。唾液腺組織におけるPD-L1/PD-L2分子発現を免疫組織化学染色で検討したすると、唾液腺腺房細胞にPD-L1発現が認められた。以上の結果からPD-1/PD-L1シグナルがSS疾患モデルであるNFS/sldマウスの病態発症に関与している可能性が示された。

Report

(1 results)
  • 2006 Annual Research Report

URL: 

Published: 2006-04-01   Modified: 2016-04-21  

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