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不正咬合発症機序におけるプロテオグリカンの役割

Research Project

Project/Area Number 18791541
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Orthodontic/Pediatric dentistry
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

菅原 由紀  北大, 歯学研究科(研究院), 助教 (50360920)

Project Period (FY) 2007 – 2009
Project Status Completed (Fiscal Year 2008)
Budget Amount *help
¥3,774,420 (Direct Cost: ¥3,503,400、Indirect Cost: ¥271,020)
Fiscal Year 2008: ¥1,174,420 (Direct Cost: ¥903,400、Indirect Cost: ¥271,020)
Fiscal Year 2007: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
KeywordsBALB / c-bm / bm / 軟骨結合 / プロテオグリカン / 交叉咬合 / マイクロCT / 不正咬合 / 軟骨 / 低硫酸化
Research Abstract

BALB/c-bm/bmマウスは、約10%のものが水平(左右)的交叉咬合あるいは、反対咬合を自然発症する。このマウスは先天的に軟骨のプロテオグリカンの低硫酸化を認めるが、このことと交叉咬合自然発症の関連について詳細な点についてはいまだに明らかになっていない。
今年度は昨年度予備実験として撮影したマイクロCT画像より、下顎骨体長の左右差、及び頭蓋骨正中の偏位度を計測するポイントの設定を行い、3次元画像での評価方法の検討を行った。
さらに、頭蓋骨の軟骨結合部の構造の変化について出生後からBALB/c-bm/bm系マウス群は対照群をHE染色を行い比較した。その結果、蝶形骨問軟骨結合においては生後7日ではBALB/c-bm/bm系マウス群でも軟骨の正常な柱状構造を認め、対照群とも差が認められなかったが、14日目では不規則な構造に変化し、BALB/c-bm/bm系マウス群と対照群とのに明らかな差が認められた。一方、蝶形後頭軟骨結合においては7日目14日目共にBALB/c-bm/bm系マウス群と対象群とで差が認められた。この結果より、軟骨細胞の分化に関わる因子の発現に正常マウスと差が生じている可能性が示唆された。
今後さらに、この結果を確認しこれら2つの軟骨結合部の軟骨の分化の過程のどの段階での影響があるのか比較することを目的として、生後から14日までの間において、軟骨の分化の過程で発現するSox9、 Runx2、 II型コラーゲン、X型コラーゲン、Ihh, FGFなどの各種についての発現を、免疫染色、in situハイブリダイゼーションを行い、さらに精査比較を行うとともに、不正咬合マウスの頭部マイクロCTを3週から18週まで採得し、成長による形態変化を比較検討する予定である。

Report

(2 results)
  • 2007 Annual Research Report
  • 2006 Annual Research Report

URL: 

Published: 2006-04-01   Modified: 2016-04-21  

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