Project/Area Number |
18791554
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Orthodontic/Pediatric dentistry
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
冨田 優子 The University of Tokushima, 医学部・歯学部附属病院, 医員 (70380095)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 血流測定 / 矯正歯科 / 口唇口蓋裂 / レーザー・ドップラー / レーザードップラー |
Research Abstract |
口唇裂患者において口唇形成術後の瘢痕組織は咬合に様々な影響を与えると考えられており、血流分布を観察することは矯正歯科診断、治療および予後の判定など臨床的評価を行う上で有用であると考えられる。本研究は、血流分布を二次元的にカラー画像化するレーザー・ドップラー式血流画像化装置(LDI)を用いて口唇形成術の既往がある患者の上唇表層部の血流分布の特徴を観察すると共に、血流分布と顎顔面形態との関係を明らかにすることを目的とした。 片側性口唇裂に対する口唇形成術の既往がある20症例(CLP群:口唇口蓋裂12症例、CL群:口唇顎裂7症例、口唇裂1症例; 10.9歳±2.0歳)を被験者とし、下顔面部をLDIにてスキャニングして組織血流量に比例する測定値(Flux値)を算出し、カラーイメージを作成した。また、上唇白唇部に瘢痕部、健側白唇部、患側白唇部の3領域を設定し、各領域における単位面積当たりのFlux値(平均Flux値)を算出、さらに、Flux比(周囲白唇部に対する瘢痕部の平均Flux値の割合)を算出した。 一方、各症例の動的矯正治療開始時(7.9歳±0.9歳)の側面頭部X線規格写真を用いて顎顔面形態を軟組織、硬組織において合計 項目について詳細に分析した。それぞれの項目においてCLP群とCL群の2群間で比較検討を行った。また、Flux比との相関性についてもそれぞれ検討を行った。 その結果、SNAおよびANBとFlux比との間にそれぞれ有意な正の相関を認め(p<0.05)、血流分布と顎顔面形態との関連性が示唆された。
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