Project/Area Number |
18791566
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Orthodontic/Pediatric dentistry
|
Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
鶴山 賢太郎 日大, 歯学部, 講師 (70343580)
|
Project Period (FY) |
2006 – 2007
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
|
Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2007: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
|
Keywords | 吸啜運動 / 咀嚼運動 / 三叉神経核 / 脳幹内側領域 / ニューロン / パッチクランプ / 発火特性 / 回路特性 |
Research Abstract |
脳幹三叉神経運動路核レベルの内側領域はnucleus reticularis pontis caudalis, nucleus reticularis parvocellularis, nucleus reticularis gigantocellularis領域に分類することができ、これら3つの異なる領域から、三叉神経運動路核周囲のpremotor neuron群へ異なる出力が観察された。nucleus reticularis pontis caudalisの背側領域と腹側領域ではpremotor neuronへの役割が異なり、背側領域は持続性の抑制性の出力を観察したのに対して、複側領域からは、リズミカルな興奮性と持続性の出力が混在していた。 premotor neuron群は三叉神経脊髄路核吻側亜核のγ領域、小細胞性網様体、三叉神経上領域、三叉神経間領域、三叉神経傍領域などの橋・延髄網様体外側部や三叉神経主知覚核などに認められ、日齢によりニューロン構成の割合、チャネル特性、回路特性が異なることが確認された。三叉神経中脳路核ニューロンの特性に着目したところ、生後2-5日齢群と14-17日齢群との比較においては、カルシウムチャネルに対する5HTの影響が異なり、前運動ニューロン領域の分布も異なった。 biocytin染色法においては、脳幹内側領域のニューロンの樹状突起形態およびpremotor neuronへの軸索の伸展が日齢的に複雑化することが確認された。
|