看護実践能力育成のための学習者の個別性に応じたブレンディッドラーニングの開発
Project/Area Number |
18791640
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Fundamental nursing
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Research Institution | Meiji College of Oriental Medicine (2007) Niigata College of Nursing (2006) |
Principal Investigator |
松下 由美子 Meiji College of Oriental Medicine, 看護学部, 講師 (50331806)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2007: ¥100,000 (Direct Cost: ¥100,000)
Fiscal Year 2006: ¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
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Keywords | eラーニング |
Research Abstract |
学生の質問や疑問など個々のニーズに教員が迅速,丁寧に対応することが必要であるが,現実には時間と人的資源に限界があり,こうした要望に答えることは容易ではない.そこで,コンピュータの情報蓄積機能を利用したeラーニングのLMS(学習管理機能)情報,掲示板機能から,学生の自己学習状況を把握とコンピュータネットワークによる個々の学生に対応した学習支援の開発を行った.研究方法は,基礎看護技術演習を受講する学生のうちeラーニングによる自己学習支援研究に自由意志で参加した看護大学生46名である.期間はeラーニングを開始した平成18年11月から平成19年2月の約3ケ月間で,この間のeラーニングによる自己学習参加状況と掲示板参加状況を調査した.eラーニングによる自己学習には,3つの学習パターンが示唆された.1つ目は,一度は学習するがそれ以後二度目の学習が見られない「単発参加型」,2つ目は,二度以上の学習参加があるものの,参加時間に規則性が認められない不定期参加型,3つ目は定期には持続して学習している「継続参加型」であった.また,掲示板では「看護技術に関する質問」「授業に関する要望」「医療技術においける社会問題」「技術テスト」に関するテーマがネットワーク上で議論された.しかしながら,多くの学習参加者は,掲示板に接書き込みを行わないROM(Read Only Member)であり,掲示板活用を活発にするコンテンツ,利用方法の工夫の必要性が示唆された.
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)