活動的な集団保育でのコンピュータ活用を支援する幼稚保育システムの実現
Project/Area Number |
18800043
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educational technology
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Research Institution | Seiwa University |
Principal Investigator |
大即 洋子 Seiwa University, 法学部・法律学科, 講師 (20406789)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,650,000 (Direct Cost: ¥2,650,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,310,000 (Direct Cost: ¥1,310,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,340,000 (Direct Cost: ¥1,340,000)
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Keywords | 保育支援 / 集団活動 / RFIDシステム / 幼稚園 / 幼児用ソフトウェア / 宝探し |
Research Abstract |
本研究では,活動的な集団保育の中で,遊びの準備や片付けなどにかかる保育者の負担を軽減すること,および,多くの幼児が楽しみながらコンピュータに関わる機会を提供することを目的とし,RFIDを利用した幼児用ソフトウェアの実現および試用を行った.具体的な一例として,保育の中で実際に行われている遊びの一つである,さまざまな形で提供されるヒントを基にある範囲内に隠した宝物を探し出す「宝探しゲーム」を支援するソフトウェアを試作した.宝探しゲームには,園児の推理力を養える,グループで挑戦することにより「友達のよさ」を学ぶことができる,宝物の隠し場所を工夫することにより活動的な保育を行えるなど,様々な利点がある. 本年度は,不具合を修正した宝探しゲーム支援システムや予備評価の様子を撮影したビデオを基に,複数の幼稚園の保育者と懇談する場を設けた.同時に,年間を通じて,一般的なコンピュータを保育に取り入れている幼稚園の保育現場を見学させていただくとともに,コンピュータ以外の様々な遊具や教材を活用している保育現場に参加し,幼児らの様子や保育者の対応を観察・分析した.これらの懇談・観察・分析に基づき,本システムを取り入れた保育計画を複数立案するとともに,本システムの有用性を高めるための改良点を明確化した.また,当初計画していた保育内での試用には至らなかったが,数名の幼児に本システムを試用していただき聞き取り調査を行うことで,本システムの有用性およびユーザインタフェースの適切さを示した.
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)