Project/Area Number |
18800080
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
情報図書館学・人文社会情報学
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Research Institution | National Institute for Educational Policy Research |
Principal Investigator |
江草 由佳 National Institute for Educational Policy Research, 教育研究情報センター, 研究員 (60413902)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,450,000 (Direct Cost: ¥2,450,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,250,000 (Direct Cost: ¥1,250,000)
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Keywords | 情報システム / 情報図書館学 / 電子図書館 / 多言語処理 / 情報基礎 / 検索システム |
Research Abstract |
1.実験システムの開発 言語横断システムの検討のために必要な要素について検討し、教育図書館所蔵資料のデジタル化を行いWebを通して提供するためのシステムの基本部分の検討を行った。開発した実験システムは大きく分けて2つある。SRU/SRW検索システムと教科書閲覧システムである。SRU/SRW検索システムに関しては、基本的な検索機能を開発し終え、学会発表を行った。教科書閲覧システムに関しては、多言語化して公開するための実験的な基本システムとしての側面と、教育図書館資料の把握のために行った。実際に教育図書館で試験的に利用してもらい利用状況の調査を行った。教育図書館資料の把握の成果としては、教科書の分類表をXML形式で作成し、分類の対訳閲覧が可能なものとした。また、戦前教科書についての概要を学会にて発表した。 2.SRU/SRWプロトコルについてのノウハウ共有化 基本の検索システムとして、昨年度に開発したSRU/SRWについてより詳細に調査し、調査した内容を日本の研究コミュニティで共有するためのWebサイトを構築し公開した。特に、SRU/SRWを理解する上で重要となるプロトコルそのものについて、重要な部分の日本語訳を作成し、公開した。当該翻訳文書群に対しては、米国議会図書館におけるプロトコル標準管理機構に連絡し公式ページからリンクが張られた。また、1.で開発した検索システムも詳細なドキュメントを付加して公開した。情報検索システムの提供するシステムの次世代プロトコルとして注目されているSRU/SRWについての日本語の情報提供として、情報検索の研究コミュニティだけでなく図書館コミュニティにも貢献した。
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