Project/Area Number |
18830055
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Commerce
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
水越 康介 Tokyo Metropolitan University, 社会科学研究科, 准教授 (60404951)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥1,140,000 (Direct Cost: ¥1,140,000)
Fiscal Year 2007: ¥530,000 (Direct Cost: ¥530,000)
Fiscal Year 2006: ¥610,000 (Direct Cost: ¥610,000)
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Keywords | 経営学 / ネット・コミュニティ / 仮想経験 / ビジネス・モデル |
Research Abstract |
インターネットの普及に伴い、インターネット上で成立するバーチャルな共同体、ネットコミュニティが多数成立するようになっている。これらのネットコミュニティに対しては、社会学や心理学における興味のみならず、われわれ経営学の分野からも、BtoCやCtoCのコミュニケーション構築を可能にする新しいビジネスモデルとして注目が集まっている。本研究では、こうしたネットコミュニティの特性や現代的な意義について、国際的な比較分析を通じて明らかにするとともに、そのビジネスモデルとしての可能性について考察することを目的とする。 このさい、焦点があてられるのはネット・コミュニティにおける仮想経験の存在である。バーチャルな世界においても、現実世界に近い形での経験を与えることが可能なのかどうか、あるいは、もし可能であるとするのならば、それはいかに実現され、またいかなる効果を持つことになるのかを明らかにすることを試みてきた。 本年度は、これまでの研究蓄積を洗い直し、学際的な文献調査を進めることで、我が国特有のモバイルに焦点を当てた。また、すでに先行して行われていたヒアリング調査を引き継ぎ、これらから生まれた問題意識を研究会などで報告することを通じて検討を進めた。
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