地域の固有資源を活かした参画型建築教育・デザイン教育プログラムの創出と評価
Project/Area Number |
18830099
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Education on school subjects and activities
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Research Institution | Kyushu Sangyo University |
Principal Investigator |
諫見 泰彦 (諌見 泰彦) Kyushu Sangyo University, 工学部, 講師 (30435101)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,640,000 (Direct Cost: ¥2,640,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,320,000 (Direct Cost: ¥1,320,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,320,000 (Direct Cost: ¥1,320,000)
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Keywords | 教育 / まちづくり / 地域 / 建築 / デザイン / 建築史 / 都市景観 / ワークショップ |
Research Abstract |
本研究では,実際のまちづくり活動に参画し,地域住民との交流を通して,地域の自然や歴史などの固有資源を発掘し,「そのまちらしさ」のあるまちづくりを提案した。まちづくりで最も重要なことは人づくりであり,地域住民とともにワークショップやデモンストレーションを実践するなどの啓発活動も積極的に行った。 1.佐世保市早岐地区再生プロジェクト 安土桃山時代からの歴史を有する早岐茶市で著名な佐世保市早岐地区は,かつて水運および陸運の拠点として栄えたが,近年は若年層の流失が著しく,寂れ様は誰も否めない。本研究では地域住民から早岐再生めための提案を要請された。本研究ではまちづくりを考える基本として,早岐の文化や自然などの地域の固有資源の調査を行い,早岐地区での報告会、意見交換会を行った。 2.旧下関英国領事館活用プロジェクト 旧下関英国領事館は赤レンガ造りの外観が美しい洋風建築であり,下関の歴史的固有資源である。下関南部町郵便局や旧秋田商会など,周辺にも洋風建築がある。個々はよいものであるがまとまりがなく,地域の魅力が半減していると思われる。領事館は外観だけでなく内観も魅力的で,建具のデザインも特徴的である。本研究では地域住民を集め,活用検討ワーキングを行った。 以上のような活動を通して構築した教育プログラムを,平成20年度研究成果の社会還元、普及事業「ひらめきときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜KAKENHI」として,平成20年8月に実践し,成果を公開する。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)