Project/Area Number |
18860084
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Civil engineering materials/Construction/Construction management
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Research Institution | Hakodate National College of Technology |
Principal Investigator |
橋本 紳一郎 Hakodate National College of Technology, 環境都市工学科, 助教 (70435387)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,620,000 (Direct Cost: ¥2,620,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,310,000 (Direct Cost: ¥1,310,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,310,000 (Direct Cost: ¥1,310,000)
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Keywords | II種フライアッシュ / 高炉スラグ微粉末 / 二水石膏 / 配合 / コンクリート / 圧縮強度 / ペースト固化体 / 産業副産物 / フライアッシュ / 塩基度 |
Research Abstract |
今年度は,昨年度の結果から「フライアッシュの品質影響を考慮したセメントを使用しないコンクリートの配合」について検討を行った. 第一段階としては,II種フライアッシュ(FA II種),高炉スラグ微粉末(スラグ),二水石膏のペースト固化体について,FA II種の品質影響を考慮した配合を検討した.ペースト固化体の硬化や強度に影響を与えたFA II種を使用し,既往の研究で提案されている配合を基準とし,スラグと二水石膏の使用割合及びスラグの粉末度の異なるものを使用して検討した.その結果,粉末度の高いスラグを使用し,スラグをFA II種の質量粉対比に対して0.6%以上使用した配合は,FA II種の品質影響を受けないことを明らかにした.また,これらの配合を使用したペースト固化体に対して封かん養生を行うことは,強度増進に有効であることも明らかにした. 第二段階として,FA II種の品質影響を考慮したペースト固化体の配合を使用し,材齢の経過とともに,生成結晶化合物を分析し,このようなセメントを使用しない特殊コンクリートの水和反応について検討した.その結果,生成の材齢時期は異なるが,セメントを使用しない特殊コンクリートもセメント・コンクリートと同様の生成結晶化合物を確認することが出来た. 第三段階として,FA II種の品質影響を考慮したコンクリートとその強度特性について検討した.その結果,材齢28日圧縮強度で普通コンクリートと同等であることを確認することができた.また,セメントを使用しない特殊コンクリートやFA II種を多量に使用したコンクリートの場合,蒸気養生の効果は見られないことも示した.
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)