Project/Area Number |
18H00006
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1120:Literature, linguistics, and related fields
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
Tanaka Satomi 金沢大学, 人間社会学域学校教育学類附属中学校, 中学校教諭
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Project Period (FY) |
2018-04-01 –
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥370,000 (Direct Cost: ¥370,000)
Fiscal Year 2018: ¥370,000 (Direct Cost: ¥370,000)
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Keywords | 対話の繰り返し / 即興対話 / ICT / 繰り返し |
Outline of Final Research Achievements |
申請者が勤務する中学校の生徒を研究の対象とした。実際の社会で起こりうる現実に即した場面設定で、50分の授業または連続した授業の中での同じ場面での対話の繰り返し、毎回の授業初めの即興対話活動の繰り返しなどを実践した。全生徒対象のアンケート調査や生徒が対話を繰り返した授業後の記述式感想などを分析している。当初は、対話の繰り返しにより、対話の量・質がどう向上するかを生徒同士の対話の映像や録音した音声データで分析する予定であったが、コロナ禍による活動の制限などにより、計画通りに研究を進めることは困難であった。今後さらに研究を継続していく。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
本研究は、英語の授業で対話を繰り返すことが、英語でのコミュニケーション力を向上させる上でどのように効果があるかを解明することを目的としている。従来、英語の授業では教科書の新出単語や基本文、本文の音読などの機械的な繰り返しやパターン練習はよく見られた。しかし、あるコミュニケーションの場面で、まとまった時間にその場で考えながら対話を何度か繰り返す活動については、これまでに実践例はほとんどなかった。ペアでの対話という思考力をともなう活動の繰り返しにより、英語での表現をどのように身につけていくかを、実際の英語の授業で検証を試みた。
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