Project/Area Number |
18H04029
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 49:Pathology, infection/immunology, and related fields
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
荒瀬 尚 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (10261900)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2019-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥44,330,000 (Direct Cost: ¥34,100,000、Indirect Cost: ¥10,230,000)
Fiscal Year 2018: ¥15,860,000 (Direct Cost: ¥12,200,000、Indirect Cost: ¥3,660,000)
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Keywords | ペア型免疫受容体 / 宿主病原体相互作用 / 免疫逃避 |
Outline of Annual Research Achievements |
免疫システムには、活性化免疫受容体と抑制化免疫受容体から成る一連のペア型免疫受容体ファミリーが存在する。我々は、これら一連のペア型免疫受容体ファミリーがウイルスと共に共進化してきた免疫受容体であるという新たな仮説を立てて、多くのペア型免疫受容体の機能を解明してきた。さらに、ウイルス感染ばかりでなく、細菌感染やマラリア感染にも重要な機能を担っていることが明らかになってきた。ペア型免疫受容体ファミリーは、病原体との激しい攻防によって形成されたレセプターであると考えられる。しかし、どのような病原体と相互作用するかは、依然として不明な点が多い。そこで、本研究では、「免疫応答の制御分子である抑制化ペア型免疫受容体をどのような病原体が免疫逃避に利用しているかの解明」、さらに、「生体防御における活性化ペア型免疫受容体の機能の解明」を目的とした。そこで、様々なヒトの免疫細胞が発現するペア型受容体のFc融合タンパク質を作成して、マラリア原虫感染細胞、ウイルス感染細胞、細菌におけるリガンド分子の発現をフローサイトメーターにて解析した。その結果、マラリア原虫感染赤血球やウイルス感染細胞を解析することにより、それらの感染細胞の表面にはペア型受容体の新たなリガンド分子が存在することが明らかになった。今後は、これらの分子の機能を解析することにより、宿主病原体相互作用におけるペア型受容体の新たな機能が解明されると考えられた。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)