特別支援学級の合同学習による自立活動のカリキュラム作成に関する研究
Project/Area Number |
18H05756
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
:Education and related fields
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Research Institution | Morinomiya University of Medical Sciences |
Principal Investigator |
阿部 秀高 森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 教授 (80617572)
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Project Period (FY) |
2018-08-24 – 2020-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 特別支援教育 / カリキュラム・マネジメント / インクルーシブ教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究協力校である伊丹市立天神川小学校の特別支援学級において、9月以降、毎週金曜日の行われる自立活動の合同学習の授業参観を月に1回のペースで行ってきた。特に本研究の対象の中心としている高学年の軽度発達障害児童に関しては、合同学習だけで無く、普段の特別支援学級での個別授業、小集団授業、交流学級に入る通常学級での授業や特別活動なども、購入したタブレット端末ipadやsurfaceを活用し、複数の学級において同時に授業記録を取り、蓄積、即時活用などを行っている。さらに特別支援学級の授業において、今回購入した教材づくりの材料を活用し、言葉カードを作ったり、ホワイトボードでの伝えたい情報の可視化を行うことによって、対象児童の使用語彙が増え、合同学習におけるグループ学習でのコミュニケーションの幅が広がっている。 こうして見えてきた成果は、2018年12月の日本人間教育学会堺大会において「特別支援学級の自立活動における合同学習の有効性に関する研究」をテーマに発表し、人間教育学研究第6号に研究の途中経過、これからの発展の展望について、同テーマの論文投稿を行い、査読の上、掲載されることが決まっている。 今後は、2018年度に蓄積した授業記録のデータを編集し、研究校の特別支援学級担当教員をはじめとする研究に参画しているメンバーと共に、新たな課題である、対象児童個々の教育的ニーズに応じた身体的、知能的な能力開発を行う個別の指導計画の見直しと、特別支援学級全体のカリキュラムの見直しを行う必要がある。 本研究は、2019年度継続予定であったが、医療専門職との連携によるさらなる内容の充実を目指し申請し、採択された基盤研究Cテーマ「医療によるインクルーシブ教育実践カリキュラムの創造に関する研究」に移行し、研究の継続を行う。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)