全ゲノム解析を用いた大腸癌肝転移のがんゲノム進化の解明
Project/Area Number |
18H06154
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
0901:Oncology and related fields
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
川俣 太 北海道大学, 大学病院, 医員 (70825629)
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Project Period (FY) |
2018-08-24 – 2019-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 大腸癌 / 大腸癌肝転移 / ゲノム解析 / ドライバー遺伝子 |
Outline of Annual Research Achievements |
[背景] 大腸癌の原発巣と転移巣での遺伝子変異の詳細は不明であり、化学療法や分子標的治療の有効性の個人差の原因となる可能性がある。教室では大腸癌の原発巣、肝転移巣の腫瘍部、非腫瘍部を全ゲノム解析し、転移巣で特異的に増減する遺伝子の絞り込みに成功した。 [目的] 肝転移形成過程におけるこれらの「大腸癌肝転移におけるドライバー遺伝子」の機能を解明することが目的である。1) 臨床試料、2) 各々の標的遺伝子導入/欠失大腸癌細胞株、を用いてゲノム・エピゲノム解析を行うものである。 [成果] 臨床試料の解析:肝転移を来さなかった大腸癌の癌部・非癌部 (大腸)組織 (各n=3)、肝転移を来した大腸癌の癌・非癌部 (大腸)組織 (各n=4)、肝転移巣の癌・非癌部 (肝)組織 (各n=3)、計20試料をcDNA array解析に供した。肝転移を来した大腸癌の原発巣、あるいは、肝転移巣で特異的に変化する遺伝子群が同定され、転移との関係が未報告のものもあった。同じ患者組織からmicro RNA、タンパク質、ゲノムDNA、FFPE組織切片を作成した(保管中)。Proteomics解析系を確立し、約4000分子の検出に成功した。また、幾つかのタンパク質の免疫染色を行った。 In vitro解析の準備:標的候補遺伝子の欠失、あるいは、安定高発現の細胞株を作成中である。G-Luc, Luc, Td-Tomato の発現細胞は作成済である。 [まとめ] 申請者の一身上の都合により研究を中止するが、上記の成果と抽出、調製された試料は所属研究室に適切に保管され、後任者がすぐに利用できるようになっている。今後、micro RNA、Proteomics解析により真の注目対象分子を絞り込み、それらの発現と機能を制御する遺伝子変異を同定すれば、大腸癌肝転移のリスク予測と新規治療標的が明らかになるはずである。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)
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[Journal Article] Tumor budding and human chorionic gonadotropin-β expression correlate with unfavorable patient outcome in colorectal carcinoma.2018
Author(s)
Konishi Y, Kawamata F, Nishihara H, Homma S, Kato Y, Tsuda M, Kohsaka S, Einama T, Liu C, Yoshida T, Nagatsu A, Tanino M, Tanaka S, Kawamura H, Kamiyama T, Taketomi A.
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Journal Title
Med Oncol.
Volume: 35
Issue: 7
Pages: 104-104
DOI
NAID
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Peer Reviewed / Open Access
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