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腫瘍局所制御性T細胞のエピジェネティクスによる制御機構の解明

Research Project

Project/Area Number 18H06171
Research Category

Grant-in-Aid for Research Activity Start-up

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section 0901:Oncology and related fields
Research InstitutionNational Cancer Center Japan

Principal Investigator

板橋 耕太  国立研究開発法人国立がん研究センター, 先端医療開発センター, 特任研究員 (10828990)

Project Period (FY) 2018-08-24 – 2020-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2018)
Budget Amount *help
¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Keywords制御性T細胞 / エピジェネティクス / 腫瘍免疫
Outline of Annual Research Achievements

ヒトの固形腫瘍局所には活性化制御性T細胞が多く浸潤し、がんに対する免疫応答を抑制していることが知られているが、その働きや腫瘍環境下で活性化する機序に関しては解明されていない点が多い。本研究では、固形腫瘍局所の活性化制御性T細胞のエピジェネティクスプロファイルから、特に制御性T細胞のPD-1発現に関わる重要な因子を解明することを目的としている。
当該年度では、前年度から引き続き、肺癌を中心としたヒトの悪性腫瘍の検体からエフェクター制御性T細胞及びCD8陽性T細胞を採取し、トランスクリプトーム解析とオープンクロマチン解析を実施している。腫瘍浸潤リンパ球は脆弱かつ微少であり、質の高いシーケンス結果を得るためには、腫瘍処理の工夫とSMART法の使用などを必要とした。まず、トランスクリプトーム解析からは、腫瘍浸潤制御性T細胞とCD8陽性T細胞に特徴的に発現する遺伝子を新規に複数同定した。マルチカラーサイトメトリーを用いて、蛋白レベルでも同様の特徴的な発現を呈することを確認した。さらにオープンクロマチン解析により、腫瘍浸潤リンパ球のPD-1の発現亢進に寄与するオープンクロマチン領域と転写因子の候補をリストアップした。今後は、末梢血単核細胞や成人T細胞性白血病の細胞株を用いて、リストアップされた転写因子のノックダウン、強制発現を行い、PD-1を含めた制御性T細胞の機能に重要な蛋白の発現変動を解析する予定である。

Research Progress Status

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

Report

(1 results)
  • 2018 Annual Research Report

URL: 

Published: 2018-08-27   Modified: 2019-12-27  

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