戦後の在日コリアンの美術運動―1945年から60年代を中心に―
Project/Area Number |
18J13831
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Area studies
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
白 凛 東京大学, 総合文化研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2020-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2019: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2018: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | 美術史 / 在日コリアン / 作品 / 一次史料 / 聞き取り調査 |
Outline of Annual Research Achievements |
これまでまとまっていなかった在日コリアンの美術家の活動を、初めて網羅的に把握し、これの体系的研究を行なってきた。先行研究の成果を踏まえて、特に在日コリアンの美術作品と、それが創造された歴史的背景との関連性を分析し、その意義を解明することに重点を置いている。採用二年目の目的及び計画、実績の概要は以下の通りである。目的:集団的志向性が美術家らの創作に与えていた影響や、同時代の日本人の美術運動との関連性を明らかにする。計画:(1)研究会及び学会発表。(2)博士論文提出。(3)博士論文の書籍化。 実績の概要:(1)については、朝鮮学校研究会(5月)及び、「国際高麗学会」(6月)での発表を予定通り遂行した。また機関誌『版画運動』を読む会に参加した。2020年1月に同会メンバーと版画教育に関する展覧会を観覧し見識を広めた(長野県立美術館等にて)。メンバーと共有した知識を公開する目的で展覧会の開催を決め、準備を整えてた(開催は2021年2月予定)。また、この10数年間行なってきた聞き取り調査を整理し、日本オーラル・ヒストリー学会(投稿論文)及び国際高麗学会(口頭発表)で発表した。さらに、美術雑誌『美術手帖』に在日コリアンの美術の総論を掲載した。加えて11月に在日コリアン美術家の展覧会を企画開催し、総合雑誌『イオ』に同展のレビューを掲載した。 (2)については、一回目の公開審査は昨年度終えており、二回目を10月に開催し、2月に最終審査を終えた(3月に博士号取得)。 (3)については、昨年度既に花王芸術科学財団からの出版助成が決まっており(100万円)、加えて今年度に鹿島美術財団からの助成を得た(90万円)。資料的価値を備えた書籍の刊行を目標に作業した。このほかの出版として、平壌の現代アートについての学術書(原文:韓国語)を翻訳した。両者とも担当編集者と協議を継続しており、今年中に出版予定である。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)