ロボットが人間から援助を引き出す影響過程:人間との有益な関係構築に向けた検討
Project/Area Number |
18J14433
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Social psychology
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
谷辺 哲史 東京大学, 人文社会系研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2020-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2019: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | ヒューマン・ロボット・インタラクション / 心の知覚 / 擬人化 / 責任帰属 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度は、昨年度に実施した文献レビューおよび調査の成果を踏まえて研究を実施した。 介護用コミュニケーション・ロボット、自動運転車といった人工知能の実用化が期待される分野を題材として調査を行い、これらの技術に対する一般の人々の認知と、利用意図や道徳判断といった態度との関連を検討し、応用的な意義が期待できる成果を得た。また、心の知覚に関連する研究として集団と個人に対する知覚を検討した。これらの成果は学会発表および査読つき論文として公開された。 昨年度に行った文献レビューを踏まえ、心の知覚の因子構造の頑健性や測定対象の多様性の点で検討すべき課題が残されていると判断されたため、集団に対する知覚を検討するなど、当初の研究計画を変更した部分があった。また、コミュニケーション・ロボットや自動運転車を題材とした調査では、昨年度までに実施した調査の質問項目の改善、頑健性の確認を優先し研究を進めた。従って当初の計画で予定していた実験を完了できなかった部分もあるが、写真や文章シナリオを提示した調査により、知見の一般化可能性に関する考察や、今後の課題発見につなげることができた。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)