Project/Area Number |
18J14496
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Sociology of education
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
ラジャイ 麗良 早稲田大学, アジア太平洋研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2020-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2019: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 高等教育の国際化 / 地域統合化 / リージョナル大学 / 高等教育のリージョナリゼーション |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、比較的新しい大学の形態である「リージョナル大学」に関する研究である。リージョナル大学とは、地域内の複数のステークホルダーによって設立された大学であり、地域の発展を目的とすることが多い。かつて大学は、国家の発展や国民意識の形成の役割を担っていたが、近年では大学の国際化や地域統合化が進んでおり、その役割は多様化している。とくに高等教育の地域統合化における役割は近年注目されており、各地でこれまで多くの取り組みが行われてきた。リージョナル大学の設立もその一環である。リージョナル大学は、各地域に存在するが、それぞれの地域のニーズ、地政学的な背景や地域統合レベルは異なる。リージョナル大学が各地域でどのような発展を目指し、如何なるアプローチをとっているのかを考察することが本研究の目的であり、以下の2つの研究設問に答えることができた。
1)各リージョナル大学が地域の発展にどのようにして貢献しているのか、どのようなアプローチがとられ、地域別にどのように異なるのか:世界各地にある10のリージョナル大学の歴史、目的や政策に関する情報、そして各国・各地域のリージョナル大学に対する関連資料を分析し、リージョナル大学全体、及び各地域におけるリージョナル大学の立ち位置に関して調べ、類型化を行った。
2)ヨーロッパのリージョナル大学はどのように地域統合に貢献し、また設立当初から時代とともにその役割はどのように変化しているのか:College of Europeをケーススタディとして、ヨーロッパの地域統合においてリージョナル大学がどのような役割を果たしたのか、政策文書の分析と学生を含めた大学関係者へのインタビュー調査を通して明らかにした。2019年、二度のフィールドワークによって、データ収集と分析を行った。新機能主義地域統合論に基づいてその役割を説明した。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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