Project/Area Number |
18J20884
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Sports science (B)
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Research Institution | Toyo University |
Principal Investigator |
鷲尾 拓郎 東洋大学, 理工学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2021-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2020: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2019: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 脳循環 / 運動 / 椎骨動脈 / 後大脳動脈 / 動脈二酸化炭素分圧 / 脳自己調節機能 / 交感神経活動 |
Outline of Annual Research Achievements |
運動時における脳血流応答は、脳神経活動、脳代謝、その調節機能である動脈血圧に対する脳血管反応性(脳自己調節機能)、動脈二酸化炭素分圧、自律神経活動、体循環などの脳循環調節因子の影響を受けることが報告されている。しかしながら、これら脳循環調節機能に関する先行研究の知見は、主に中大脳動脈などの脳前方循環系を調査したものであり、脳後方循環系の後大脳動脈や椎骨動脈の循環調節機能は未だ明確でない。さらに、運動時の脳血流応答は、脳前方および後方循環系の間で異なり、この血流応答の違いは、脳循環調節機能の差異が影響している可能性が考えられる。そこで本申請研究では、脳後方循環系における生理メカニズムおよびその生理学的意義を解明することを目的とした。 新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、当初の予定していた実験遂行が困難であった。そのため、前年度行った実験のデータ解析(超音波画像解析)を行った。その結果、運動時の脳後方循環である後大脳動脈と椎骨動脈の血流応答およびその調節機能(動脈二酸化炭素分圧に対する脳血管反応性)に部位差が観察された。この運動に対する脳血流応答およびその調節機能の違いは、各血管に支配される脳の生理的役割の違いに依存することが推察される。したがって運動に対する脳血流応答の生理学的意義を理解するために、脳前方循環に加え脳後方循環における血流応答やその調節機能の測定を、測定部を考慮しながら行うことが重要であることが示唆された。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(25 results)
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[Journal Article] Gravitational transitions increase posterior cerebral perfusion and systemic oxidative-nitrosative stress: implications for neurovascular unit integrity.2020
Author(s)
Damian M Bailey, Damien Laneelle, Jean-Eudes Trihan, Nicola Marchi, Benjamin S Stacey, Kazuki Tamiya, Takuro Washio, Eduoard Tuaillon, Christophe Hirtz, Sylvain Lehmann, Shigehiko Ogoh, Herve Normand
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Journal Title
Neuroscience
Volume: 441
Pages: 142-160
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Int'l Joint Research
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