トレードオフが表現型にもたらす進化的制約の解明:パレート理論の実証と適用
Project/Area Number |
18J21859
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Evolutionary biology
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
三上 智之 東京大学, 新領域創成科学研究科, 特別研究員(DC1)
|
Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2021-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
|
Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2020: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2019: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
|
Keywords | 進化 / トレードオフ / パレート理論 / 種間系統比較法 / 表現型進化 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020-2021年度には、これまでに得られた研究成果についての論文執筆と出版を行った(Mikami and Iwasaki, 2021)。この論文では、系統的制約を考慮してパレート理論を検証するための検定手法であるflipping t-ratio testを開発し、開発した手法を用いて先行研究の再検証を行った。また、この論文の出版後に他の研究グループによって提案されたflipping t-ratio testをベースにしたパレート理論の検定手法であるSibSwap法(Adler et al., 2022)の有効性の検証実験も行った。 加えて、特にアンモノイド類・ウミユリ類でのパレート理論の検証のために、日本国内の10か所以上の博物館で標本調査を行った。標本調査では、研究に有用なアンモノイド類・ウミユリ類標本の探索を行った。調査によって発見された研究に有用な標本を、3DスキャナーやX線マイクロCTスキャナーで撮影することで、形態データを得ることができた。現在、得られた形態データを活用してパレート理論を検証するために、データ解析を進めている。 さらに、関連した共同研究で、アンモノイド類の生息姿勢や隔壁に関する共著論文(Peterman et al., 2020; Peterman et al., 2021)と生物の化石化過程に関する共著論文を出版した(Muramiya et al., 2021)。
|
Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(3 results)
Research Products
(7 results)