Study on the Developmental Process of the Traditional Medical Theories in India
Project/Area Number |
18K00068
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 01020:Chinese philosophy, Indian philosophy and Buddhist philosophy-related
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Research Institution | Kyoto University of Advanced Science |
Principal Investigator |
山下 勤 京都先端科学大学, 経済経営学部, 教授 (00319435)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2019: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2018: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 医学史 / 伝統医学 / サンスクリット / インド伝統医学 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は以下の①~⑥の調査・研究を行った。 ①インド伝統医学全書『アシュターンガ・フリダヤ・サンヒター』各種刊本の解読・翻訳作業を進めた。②インド伝統医学全書『チャラカ・サンヒター』のジャッジャタによる註釈文献『ニランタラパダ・ヴィヤーキャー』の写本を用いた原典批判と英訳を本研究協力者Kenneth Zysk教授(コペンハーゲン大学)と共同で進めた。同時に『チャラカ・サンヒター』の他の註釈文献の英訳を進めた。③インド伝統医学文献に見られるサンスクリット語の医学専門用語・語彙について研究を進めた。④インド伝統医学書『アシュターンガ・サングラハ』第1巻に見られるインド伝統医学理論成立期のドーシャ説を中心とする医学理論と心身論の解明研究を進めた。⑤World Health Organization (WHO) の要請を受け、コンサルタントとして、インド伝統医学用語標準化 (The Standard Terminology of Ayurveda, Unani, and Siddha Systems of Medicine)のため、各種専門用語の選択とその英語による翻訳と解説の準備をすすめた。⑥大谷大学図書館所蔵のイギリスのインド学者Rudolf Hoernle (1841-1918)の旧蔵書「ヘルンレ文庫」を調査して目録を作成し、「大谷大学ヘルンレ文庫目録」として学術誌『醫譚』に発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究の開始までに研究資料整備などの準備を充分に行っていたこと、また本研究協力者(Kenneth Zysk コペンハーゲン大学教授など)との研究協力関係が良好であること、といった理由から本研究そのものは順調に推移している。 しかし、1.これまでの現地調査によって多数の写本等の新たな研究資料が収集できたため、その分析に時間がかかること。2.WHOの急な要請によりインド伝統医学用語標準化の作業を進めたため、当初予定していた論文作成など研究成果発表の準備が遅れていること。3.新型コロナウイルス感染症の拡大により、当初予定していたインドなどへの写本等の現地調査が不可能となったこと。以上1~3の理由により、本研究そのものはおおむね順調であるが、研究成果の発表に関して、やや遅れていると言える。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究は主にインド伝統医学理論とサンスクリット語医学専門用語・語彙に関する以下の[1]~[5]の調査・研究を中心に進めて行くこととする。また、2023年度は調査・研究項目[6]を追加する。 [1]インド伝統医学全書『アシュターンガ・フリダヤ・サンヒター』の写本や刊本などの資料整備と解読、英語への翻訳と解説の作成。[2]インド伝統医学全書『チャラカ・サンヒター』のジャッジャタによる註釈書『ニランタラパダ・ヴィヤーキャー』の写本を用いた原典批判と英語への翻訳。同時に『チャラカ・サンヒター』への他の註釈文献と『ニランタラパダ・ヴィヤーキャー』との内容の詳細な比較研究。[3]サンスクリット語医学専門用語・語彙(薬物名・薬草名も含む)に関する調査・研究。[4]上記[1]~[3]の研究成果の総括としてのインド伝統医学理論成立史の研究。[5]インド伝統医学専門用語の英語への標準的翻訳と解説の作成。[6]インド伝統医学全書『ベーラ・サンヒター』の写本や刊本などの資料整備と解読、英語への翻訳と解説の作成。
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Report
(5 results)
Research Products
(22 results)
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[Book] 丸善出版2022
Author(s)
日本医史学会
Total Pages
807
Publisher
医学史事典
ISBN
9784621307243
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[Book] The Oxford Handbook of Science and Medicine in the Classical World.2018
Author(s)
Paul T. Keyser (ed.), John Scarborough (ed.), Jens Hoyrup, Francesca Rochberg, Joann Scurlock, Annette Imhausen, Joachim Friedrich Quack, Rosalie David, Toke Lindegaard Knudsen, Tsutomu Yamashita, Alexei Volkov, Xu Fengxian, et al.
Total Pages
1064
Publisher
Oxford University Press
ISBN
9780199984657
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