Project/Area Number |
18K00376
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02030:English literature and literature in the English language-related
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
山城 新 琉球大学, 国際地域創造学部, 教授 (80363654)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2020: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 環境文学 / 19世紀アメリカ文学 / 20世紀アメリカ文学 / 海と文学 / 海の文学 / 海洋文学 / 海洋文化 / 海とグローバリズム / 環境批評 / 海事史 / アメリカ文学 / 海文化 / 環境思想 / アメリカ文化 / 海 |
Outline of Annual Research Achievements |
コロナ禍における行動制限が緩和されつつも、国内外での状況ではまだ研究と教育活動を抑制せざるを得ない状況も継続しており、研究計画通りに遂行することが難しかった。その中で、本研究課題に関係して海外の大学から外国人客員研究員として3名を受け入れ、研究的助言や論文執筆支援を行った。1人はオスロ大学(ノルウェー)研究者で「アジアにおける海獣と環境思想」というテーマでアジアと欧米の環境思想を比較考察的に研究しており、環境思想史的助言を行うとともに、執筆中の論文についてもコメントした。グダニスク大学(ポーランド)からは環境人文学(海中文化)と演劇研究で2人の研究者を受け入れ、それぞれの研究テーマに助言をするとともに、今後の共同研究の計画について話し合った。また、昨年度グダニスク大学より受け入れた研究者1人が2023年度の日本財団から「国際交流基金日本研究フェローシップ」に採用されたと報告があった(2023年4月26日)。今後、研究協力者として引き続き研究を支援する予定である。 次年度の研究計画としてこれまでの研究を総括中である。主に、研究期間で行った調査のデータの解題を改めて行い、今後の研究展開を含めた課題を次のように整理した。1)欧米モダニズム研究における海環境思想の相関、2)大衆メディア(ビジネスカード・海運会社広告、その他海関連のサブジャンル)と同時代文学との関連性、3)航海誌、航海記録から抽出される海事状況と詳細。上記の状況により論文公刊までには至っておらず、2023年度も研究補助期間延長申請を行うことになったが。引き続きこれまでの実績を総括し、論文公刊につなげるべく研究を計画している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍における行動制限が緩和されつつも、国内外での状況ではまだ研究と教育活動を抑制せざるを得ない状況も継続しており、研究計画通りに遂行することが難しかった。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き研究総括を続け、2023年度中には論文を完成させ公刊につなげるべく努力を続ける。 まず、これまでの研究総括で次の3つの研究課題に整理した。1)欧米モダニズム研究における海環境思想の相関、2)大衆メディア(ビジネスカード・海運会社広告、その他海関連のサブジャンル)と同時代文学との関連性、3)航海誌、航海記録から抽出される海事状況と詳細。 1)については既に大枠の理論的整理は済んでいる。2)については研究史料が包括的とは言えないため、今後も継続した研究史料調査が必要である。3)については1つの商船に焦点を絞った上で、その事例研究として論文にまとめることができる程度の情報は収集し、現在改めて史料の解題・分析中である。2023年度中には1)から3)までのいずれかの課題に基づく論文は完成させ投稿予定である。また、昨年度グダニスク大学より受け入れた研究者1人が2023年度の日本財団から「国際交流基金日本研究フェローシップ」に採用されたと報告があった(2023年4月26日)。今後、研究協力者として引き続き研究を支援する予定である。
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Report
(5 results)
Research Products
(1 results)