英語接続詞の意味研究とそのモジュール教材化を通した大学英語教育への応用
Project/Area Number |
18K00779
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
|
Research Institution | Toho University (2021-2022) Shinshu University (2018-2020) |
Principal Investigator |
花崎 一夫 東邦大学, 薬学部, 教授 (40319009)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
花崎 美紀 法政大学, 情報科学部, 教授 (80345727)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
|
Keywords | 英語の接続詞 / 英語の読解力 / 自学自習用教材 / モジュール教材 / 認知言語学 / 機能語 / コロケーション / 語用論 / 接続詞 / 自学自習用モジュール教材 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、英語の機能語の一つである英語接続詞の研究成果の教材化を通して、英語力の低下がみられる大学生の英語力の向上に寄与することをその主な目的としている。2018年度から、以前から実施していた英語前置詞の研究に引き続いて、機能語の一つである英語接続詞の研究にとりかかっているが、2020年度から、研究成果を大学における英語教育に還元すべく教材作成の作業を行い、その成果を、勤務校のラーニングマネージメントシステム上に自学自習用教材として掲載することを通して、大学の英語教育への貢献を実現させた。また、大学生の英語教育に貢献すべく、英語読解力の向上を図るための大学生用の英語学習テキストを上梓した。このテキストは、使われている接続詞に注意を払い、きちんと英語の論理を追いながら読解をすすめ、英語の理解につなげることを意識した内容になっていて、実際に、2021年度、2022年度の大学の英語の授業で活用し、大学生の英語読解力の向上に貢献した。その中で、特に接続詞の理解が英文読解、さらには論理的思考の一助となることを意識させるように努めた。2022年度もコロナ禍が続いたこともあって、新たな研究成果を学会発表などで公開することが十分にできなかった。そのため、科研費としていただいていた予算の消化ができなかった。幸い、本研究を2023年度まで延長することを許可していただいたので、2023年度は、2022年度にできなかった成果発表も含めて、この研究プロジェクトを総括する年としたい。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2022年度も新型コロナウイルスが猛威を振るうなかで、引き続き国際学会の場で研究成果を発表するのが難しい状況下にあったため、成果の発表という点では予定よりやや遅れている。予算の消化に関しても、2022年度は予定通りに進まなかった。そのため、2023年度まで研究期間を延長することとなった。ゆえに、「やや遅れている」と判断した。
|
Strategy for Future Research Activity |
2022年度までと同様、研究の推進方策に関しての変更はない。花崎一夫(研究代表者)がOnomasiologicalな研究、および教材作成を行い、花崎美紀(研究分担者)が各接続詞のデータ収集及び歴史的 視点からの Semasiologicalな研究を実施する。具体的な作業の手順は以下の通りである。Semasiologicalに、現代語・過去の英語の意味ネットワークを作成する。<現代語>対象語の用法から、先行研究を参考に、次の(1)~(5)の手順で意味ネットワークを作成する。(1)採集したデータを使って、対象語の用例を収集。(2)用例の分類。(3)分類ごとのイメージ スキーマの作成。(4)近い用法を確認(5)結果として中心にくる用法である中心スキーマを認定。さらにOnomasiologicallyに、関連する接続詞を比較検証し、対象接続詞 の棲み分けを明らかにする。そして、接続詞の Word Netを構築する。
|
Report
(5 results)
Research Products
(10 results)