Reconsidering of the Brazilian Dies/molds Industry
Project/Area Number |
18K01768
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 07080:Business administration-related
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Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
馬場 敏幸 法政大学, 経済学部, 教授 (00359663)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2018: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
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Keywords | 自動車産業 / サポーティング産業・裾野産業 / 金型産業 / グローバルバリューチェーン(GVC) / 新型コロナ / ブラジル / 中国 / 日本 / 産業集積 / 経済地理 / 移民 / キャパシティビルディング / 移民研究 / サポーティング産業 / 裾野産業 / グローバルサプライチェーン / 開発経済学 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は新型コロナウイルス感染症の拡大が金型産業の主要ユーザーである自動車産業へ与える影響と、リーマンショック時の影響についての比較分析を行った。世界の自動車生産について世界の自動車産業の新型コロナ禍による影響は歴史的にも大きなものになったことが判明した。2000年以降2020年までの世界の自動車生産を見るとおおむね増加トレンドである。2000年の5837万台から新型コロナ前の2019年の9179万台へと大きく拡大した。一方、そうした増加トレンドの中で大きな生産の落ち込みが2時点見られる。リーマンショック・世界金融危機時の2009年と新型コロナ禍時の2020年であった。何年前の自動車生産の水準に後退したかについて分析すると、リーマンショック時は6年前の水準に、そして新型コロナ禍では10年前の水準に後退したことが判明した。次に、主要自動車生産各国について新型コロナ時とリーマンショック時の生産減退について分析を行った。自動車生産トップ10国についてみると、リーマンショック時には影響が大きかった国、影響が小さかった国が大きく分かれているのに対し(分散0.0552)、新型コロナでは影響が一様に表れている(分散0.0098)違いがあると判明した。次に、新型コロナの影響が大きかった国(ブラジル、フランス)、影響が少なかった国(中国)および日本について詳細にケーススタディを行い、新型コロナ禍によるそれらの国の自動車産業への影響について分析を行った。さらに新型コロナ禍への自動車のグローバルバリューチェーン(GVC)についても詳細に分析を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2022年度の研究で新型コロナ禍が世界の自動車産業に与えた影響について、リーマンショック時と比較研究し、両危機が自動車産業に与えた影響の特質と違いについて詳細に分析を行った。また自動車産業では世界自動車主要生産国約30数国について分析し、特にトップ10国について特に詳細に分析した。両危機の影響の大きさにより、「グループ1悪影響大」、「グループ2世界平均並み」「グループ3悪影響小」の3グループに分類し、それぞれ違いを考察した。自動車部品のGVCについては世界自動車部品輸出入全国(約300国)すべてについて分析を行い、特に自動車部品輸出入トップ10国について詳細に分析を行った。分析結果については日本国内、海外の学会にて報告を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度については、新型コロナ禍がブラジル、日本を含め、世界の自動車業界にどのような影響を与えたのか、そして危機に対しどのような強靭な経営戦略があるのかを中心に分析を行いたいと考えている。またカシアス・ド・スルの金型企業への現地調査から、ブラジル金型企業がポルトガルの金型技術を学んだことが判明した。ブラジル金型産業の発展の源流の一つとして、ポルトガルの金型産業についても調査研究を行いたいと考えている。そして、これらの研究成果については国内外の学会・専門誌などで広く公表していきたいと考えている。
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Report
(5 results)
Research Products
(54 results)