A study of improve the dementia care skills of care workers based on the hierarchical model structure
Project/Area Number |
18K02155
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 08020:Social welfare-related
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Research Institution | Okayama Prefectural University |
Principal Investigator |
佐藤 ゆかり 岡山県立大学, 保健福祉学部, 准教授 (20551815)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮本 理紗 (近藤 理紗) 姫路獨協大学, 医療保健学部, 助教 (20881080)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2021: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2019: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | 認知症ケア実践 / 介護福祉士 / 認知症とともに生きるご本人 / パートナーシップ / 生きる意欲を支える・見出すケア / 生きる意欲を支えるケア / 認知症ケア / 介護職員 / スキルアップ / 介護福祉職員 |
Outline of Annual Research Achievements |
認知症とともに生きるご本人(以下:ご本人)の講話を聴講する講習会を設定した調査研究データを用い、介護福祉士の認知症ケア実践の変化について検討することを目的とした。 講習会では、ご本人による講話に加え、質疑応答方式により調査対象者が実践するケアについてご本人からコメントを受ける場面を設定した。倫理的配慮について、参加は任意であること等を説明し同意を得た(研究代表者所属機関の倫理委員会の承認を得て実施)。ケア実践は、階層性を想定した5つの下位領域(各5項目)の25項目とした。講習会参加前(w1)および参加後(w2)に、25項目について、実践の程度の自己評価0~25点(0点:0名に0日実践~25点:5名に5日実践)を求めた。解析方法は、下位領域ごとの実践の程度について、Wilcoxon符号付き順位検定を用い比較した。 回答者13名の平均年齢は49.5±7.5歳、女性が10名であった。下位領域ごとに比較したところ、「安定・安全・環境整備」w1:100.8 w2:112.4(Z= 2.05, p=0.04)、「自己決定と自由の尊重・権利擁護」w1:90.1 w2:110.7(Z= 2.94, p=0.003)、「役割を継続した自立支援と予防ケア」w1:90.5 w2:103.1(Z= 2.36, p=0.019)、「生きる意欲を支えるケア」w1:76.2 w2:94.5(Z= 1.73, p=0.084)、「社会的交流・家族支援・地域ケア」w1:33.7 w2:43.8(Z= 1.14, p=0.255)であった。 認知症とともに生きるご本人の講話を聴講しケアへのコメントを受けることで、認知症ケア実践が向上する可能性が示唆された。なお、COVID-19流行による活動制限が続いたこともあり、社会的交流や地域ケアの実践はわずかな上昇であった。
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Report
(6 results)
Research Products
(5 results)