肌トラブル回避を目指した肌にやさしい低刺激口拭き用素材と適切な清拭法の提案
Project/Area Number |
18K02230
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 08030:Family and consumer sciences, and culture and living-related
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Research Institution | Japan Women's University |
Principal Investigator |
松梨 久仁子 日本女子大学, 家政学部, 教授 (20184244)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2020: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2019: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2018: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
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Keywords | 清拭 / 肌トラブル / 拭き取り用素材 / アンケート調査 / 摩擦刺激 / 摩擦力 / 押圧力 / 水平板法 / 圧縮特性 / 汚れ / 口拭き用素材 / 低刺激 / 摩擦 |
Outline of Annual Research Achievements |
コロナ禍前の2019年12月に、乳幼児を持つ母親が子どもの口周りの汚れを拭きとるために使用している素材の実態を明らかにするために、2歳5カ月以下の子どもを持つ母親1,000名を調査対象者とし、子どもの口拭きに使っている清拭素材に関するアンケート調査を行った。そのアンケート結果を分析し、どのような素材が子どもにとって良いと考えているかを知ることで、実際に肌への負担が少ない拭き取り素材との関係について明らかにしたいと考えている。今年度はコロナ前後で母親の意識がどのように変化したかを明らかにするために、2歳5カ月以下の子どもを持つ母親1,000名に対して、2019年度と同様のアンケート項目で調査会社を使用してアンケート調査を行った。 2019年度に行ったアンケート結果と比較して、使い捨てのウエットティッシュの使用が増加しており、そのため、安価でコストパフォーマンスの良い商品を選択する人が増えていた。また、「除菌を意識するようになった」との回答が増え、それに伴い除菌タイプのウエットティッシュの使用が増加していることが明らかとなった。コロナ前は除菌タイプは肌に刺激があると思い使用を避けていた人が多かったが、コロナ後では肌に対する刺激より、ウイルス除去を意識する人が増たことがわかった。 今年度は拭き取りの際の摩擦刺激に関する官能検査を行う予定であったが、被験者を集めることが困難であったため、官能検査の実施はできなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
被験者を集めることができず、官能検査が実施できなかった。素材が肌に与える摩擦刺激に関する官能検査を最終年度の2023年度に行いたいと考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は2022年度に行った口拭き用素材に関するアンケートを整理し、2019年度のアンケートと比較検討し、コロナ前後での使用実態の変化を明らかにする。 口拭き用素材の肌への摩擦刺激に関する官能検査を行い、物性値との関係性を明らかにする。
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Report
(5 results)
Research Products
(5 results)