固体系室内空気汚染物質の飛散挙動の解明とその計測評価方法の標準化に関する研究
Project/Area Number |
18K02254
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 08030:Family and consumer sciences, and culture and living-related
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
木村 裕和 信州大学, 学術研究院繊維学系, 教授 (80359372)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2022: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2021: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2019: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2018: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
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Keywords | ハウスダスト / 固体系室内汚染物質 / 繊維製床敷物 / 促進型試験室試験 / 促進型汚染試験機 / 固体系室内空気汚染物質 / 飛散挙動 / 拡散挙動 / 床材 / アレルギー性疾患 / Dry系標準汚染物質 / 固定系室内汚染物質 / 計測評価方法 / 工業標準化 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究期間を1年間延長した。現在はハウスダスト(固体系室内汚染物質(PM))の中でもアレルギー性疾患などの原因物質といわれているダニの死骸や糞、脱皮殻などを想定し、粒径5μm~10μmの物質に注目して実験を進めている。主に実験に用いている固定系室内汚染物質はJISに規定された15種と呼ばれる標準汚染物質である。 研究の目標は、生活環境に発生拡散する固体系汚染物質の評価計測方法の開発と提案である。 現在はハウスダストに関する促進型試験室試験方法の開発を目指して、繊維製床敷物に特化した促進型汚染試験機を援用した試験機を考案し、実験的検討を繰り返している。考案した試験機によってハウスダスト発生量の測定は可能であることがわかったが、データの再現性、定常性が不安定である。再現性と定常性の確保は試験方法としては極めて重要であり、これが不安定であることは大きな問題である。したがって、この原因について精力的に研究を進めている。具体的には試験室の温湿度条件が実験結果に及ぼす影響や実験に使用している標準汚染物質がこの試験方法に対して妥当であるかなどについて検討を進めている。今後、試験に用いる標準汚染物質の油脂分を控え、飛散拡散が容易な汚染物質への変更などについても検討を進めてゆきたいと考えている。さらに固体系汚染物質の飛散拡散に対するほぼすべての実験上の諸要因に関する検討を進め、精度、信頼性を高めた試験方法の考案、提案を果たしたいと考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
1年間の研究機関の延長により、当初の研究計画に近いレベルで進めることができるようになっていると考えている。今後はさらに加速させたい。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の計画通り、ハウスダストの飛散拡散を評価できる試験方法を考案し、提案したい。 試験方法の確立ができれば日本産業規格(JIS)化などを目指した活動を行いたいと考えている。
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Report
(5 results)
Research Products
(4 results)