地域環境リテラシーと社会人基礎力を高める環境調査手法の開発・活用に関する実践研究
Project/Area Number |
18K02987
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09080:Science education-related
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Research Institution | Chiba Institute of Technology |
Principal Investigator |
五明 美智男 千葉工業大学, 先進工学部, 教授 (20446917)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2020: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2019: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 現地調査方法 / PKJ法 / 箱庭生態系模型 / チーバくん健康診断 / 地域環境リテラシー / 社会人基礎力 / 環境調査方法 / チーバくん / 健康診断 / 地域環境 / リテラシー / 調査手法 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究を構成するサブテーマ(1)~(3)の実績は以下のとおりであった. (1)PKJ法(写真によるKJ法):2020年度に続き,2018年度までの調査データをもとに,地域環境データについて感性工学視点による昨年度からの検討を継続した.生物データについては,写真から生物種を同定するための撮影方法と同定手法および生物のすみかと形態とによる多様性分析の方法について,人工および磯浜での調査により検討,分析した.また,都市化による生物の環境適応のエビデンス調査に適用し,昆虫調査とのカップリング分析を開始した. (2)箱庭生態系模型法:2018年度から実施している千葉県岩井海岸地区の生態系を基盤とし将来像検討について,同地区小学校5年生を対象とした3回目の環境教育プログラムを南房総市事業との連携として実施した.3年間にわたる実績により成果,課題が明確になったことから,論文としての投稿準備を開始した. (3)チーバくん環境診断法:2018年度の成果より,環境教育の手法および実践例としての論文案を作成した.論文内容のブラッシュアップとしての比較,検証のため,昨年度実施したGISを用いた生物多様性情報,河川ネットワークなどの地図化を継続した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
提案した3つの手法について,それぞれデータ,実施例,分析を継続しているところである.サブテーマ(1),(2)についてはそれぞれ口頭発表,論文投稿の作成段階まで到達したが,(3)については進捗が遅れている.
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Strategy for Future Research Activity |
研究の最終年度として,提案した3つの手法について,2022年度に取得できなかった検証データを得るための調査を実施し,収集・分析する. これらの結果もふまえ,各サブテーマでの口頭発表(2編),論文執筆・投稿(2編)を2023年度に実施する.
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Report
(5 results)
Research Products
(4 results)