Project/Area Number |
18K07649
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 52040:Radiological sciences-related
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Research Institution | Toho University |
Principal Investigator |
本多 満 東邦大学, 医学部, 教授 (40190269)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
一林 亮 東邦大学, 医学部, 講師 (80439934)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2020: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2018: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
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Keywords | キセノンガス / 肺機能 / マッピング / 定量化 / 可視化 / キセノンCT / 肺換気能定量化 / 肺換気能マップ画像 / 肺マップ画像 / 時定数 / 肺機能定量化 / デュアルエナジーュアルエナジーCT / 肺換気マッピング / 換気の可視化 / 換気能の新しい定量化 / 肺換気能 / 検査法 / キセノン |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、昨年度に引き続き今年度も新型コロナ感染症の蔓延による影響により、その進行の停滞を余儀なくされた。本研究は健常人である被験者に対してガス発生器で産生したキセノンガスをチューブ、マスクにより吸入して胸部CT撮影を複数回施行することにより肺内部のハンスフィールド値の変化を指数関数にフィッティングさせることにより空間解像度の高いマップ画像および同時に速度定数を算出して換気の定量化および肺換気マップによる換気の可視化を可能とする検査を開発する研究である。付属病院では新型コロナ感染症患者の診療もおこなっており、本研究によるCT検査は付属病院で行うために新型コロナ感染症蔓延時における病院での健常人に対する検査は、新型コロナ感染症に感染する可能性もあり実施不可能であった。新型コロナ感染症の主たる症状は上気道を含む呼吸器感染症であり、防御用のマスクなしで吸入マスクを装着しての検査はリスクが大きいと考えられて検査の実施は困難と考えた。感染症蔓延の波と波の間の新規感染者数が減少した時期においても病院では感染の再度の流行に備えて最大限の注意をはらっており、現在新規感染者数は減少しており5類感染症に移行したものの徐々に再び感染者数が増加しつつある。この未曾有の感染症における研究の再開に関する基準及び指針は存在せず、被験者が健常者であることを考慮すると安全な状況を確信するまでは研究再開は出来ない。このため、データ収集が行えず解析も実施できない状況であり、研究の進展はみられなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナ感染症が流行して3年経過して、5類感染症に移行したものの再び、新規感染症の増減を繰り返す可能性があり、病院においても感染対策は緩和しつつある。しかし、本研究は病院の中での健常者を対象とした研究であり、このような状況に置いて、研究再開可能な基準あるいはガイドラインは存在せず、被験者が健常者であることを考慮すると再開は絶対的に安全な状態が確保されないと不可能であり、中断している状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナ感染症の状況がさらに落ち着き院内でのCT撮影を健常者に対して施行できるような状況になれば再開して、データ集積、解析して、本研究の目的である新しい肺機能の評価を行える検査の開発を学術集会において発表予定である。
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