パーキンソン病重症度を示す生体指標の確立による脳深部刺激条件最適化方法開発
Project/Area Number |
18K08956
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 56010:Neurosurgery-related
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Research Institution | Fukuoka University |
Principal Investigator |
森下 登史 福岡大学, 医学部, 講師 (20750756)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | パーキンソン病 / 脳深部刺激療法 / 脳活動 / バイオマーカー / 脳神経ネットワーク / 脳可塑性 / 光イメージング / 機能的神経外科 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度ではパーキンソン病のデータ収集を終え、研究データをとりまとめる作業に入った。パーキンソン病に対する脳深部刺激療法における電気刺激パラメーターを脳内の電気生理学的データをもとに自動調整した症例についてのデータも収集をした。本研究課題に関連した日本国内の多施設共同研究である aDBS Japan Registry における症例登録も2022年10月31日に終えた。本研究成果の一部は2022年9月末に開催された日本脳神経外科学会学術総会のシンポジウムにて発表した。 また、脳刺激部位に関連したネットワーク解析の方法を確立し、刺激条件によって影響を受ける脳神経ネットワークが変化することを示した論文を NEUROSURGERY 誌に発表し、適切な刺激条件設定に寄与する研究報告となった。同研究では標準脳上で精度の高い電極留置部位から適切な脳刺激部位を同定し、さらにそれと関連した脳神経線維束連絡を明らかにした。脳内の病態関連バイオマーカー検出では適切な部位への電極留置を前提とするため、重要な知見となった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
データ収集は終了し、現在論文を執筆中である。新型コロナウィルス感染症の蔓延により進行が遅れていたが、2022年度はおおむね順調にデータ収集が進んだ。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウィルス感染症蔓延により本研究の進行は昨年度まで遅れていたが、現在は研究のとりまとめの段階に入っている。最終年度では論文発表に加え、次の研究プロジェクト遂行も並行して行う予定である。
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Report
(5 results)
Research Products
(21 results)