Foundational Research Toward Constructing "Nursing Humanities" that Bridges General Education and Specialized Education
Project/Area Number |
18K10251
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
|
Research Institution | Kameda University of Health Sciences |
Principal Investigator |
足立 智孝 亀田医療大学, 看護学部, 教授 (70458636)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
足立 朋子 亀田医療大学, 総合研究所, 客員研究員 (00789224)
角田 ますみ 杏林大学, 保健学部, 准教授 (40381412)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
|
Keywords | 看護人文学 / 教養教育 / 人文学教育 / 看護基礎教育課程 / 看護実践能力 / 看護倫理 / 看護基礎教育 / 医療人文学 / 人文学 / 健康人文学 / 専門教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
看護系大学の教養教育と看護学を架橋するための看護人文学の構築に向けた基礎的資料を提示することが本件の目的である。 主な研究成果は以下である。 1.20世紀後半にアメリカで開始されて展開した医療人文学に倣い、看護学教育における人文学の展開として「看護人文学」が展開されてこなかった理由としては、医療人文学が医学教育を前提としていたために医学以外の医療保健領域である看護学教育としての関心は高くなかったことに加えて、看護教育者の中には、医学教育における人文学の導入理由の一つである医師が患者を科学的(客観的)にみて、患者の個別性を注目しない傾向にあることに対する懸念は、看護師(あるいは看護教育)には必ずしも当てはまらないことや、看護教育においては、すでに様々な形で人文学を取り入れた教育が行われていると主張する者があることが文献調査から明らかになった。 2.わが国に看護基礎教育における「看護人文学」の構築を考えるにあたり、看護教育で広く行われている倫理に関連する科目(「看護倫理」「医療倫理」「生命倫理」等)が、看護基礎教育課程においてどのような目的で開講され、どう位置付けられているのか(教養科目、接続科目専門科目)について、全国の看護系大学のウェブサイトに公開されているシラバスを用いて分析した。その結果、「倫理」に関連する科目名は多様であること、科目名によって、教養科目(共通科目/基礎科目)であるのか、あるいは看護専門科目や統合科目で配置なのかが区分されている大学も多かった。しかし、シラバスを見る限り、教育内容と教育目的が合致しないものもあり、また教育課程における科目配置との関連が不明確であるものもあった。 今後の課題は、倫理関連科目の看護基礎教育における配置と科目内容の吟味、ならびに卒業到達目標や看護師能力との関連について検討することである。
|
Report
(6 results)
Research Products
(38 results)