中小規模病院のジェネラリスト看護職のリーダーシップ育成プログラムの作成
Project/Area Number |
18K10264
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | The Japanese Red Cross Hiroshima College of Nursing |
Principal Investigator |
村田 由香 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 教授 (20389125)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宗内 桂 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 講師 (30734016)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 中堅看護師 / リーダーシップ / 能力開発プログラム / プログラム開発 / ジェネラリスト看護師 / 中小規模病院 / 人材育成プログラム / 看護師 / アクションリサーチ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、中小規模病院に勤務するキャリア中期ジェネラリスト看護師のリーダーシップ育成プログラムを作成することである。このプログラムの目的は、OJTを基盤にしたリーダーシップ能力の育成である。2021年度に試案として作成した中堅看護師のリーダーシップ能力開発プログラムを医学書院雑誌「看護管理」に【続・中堅看護師のリーダーシップ 求められる役割を明らかにする尺度と教育プログラム】の特集として掲載され、また、同社が開催するon-lineセミナーを8月に実施した。これにより、開発したリーダーシップ育成研修受講を希望される施設もあり、2022年10月からアクションリサーチとして「中堅看護師のリーダーシップ育成研修」を5施設の中小規模病院計51名を対象に実施した。コロナ禍による感染防止対策の関係上、研究者の所属する学内での集合研修が不可能であったため、各施設5回の院内研修会を実施したが、一部施設は、クラスター発生等の為、研修会の延期を繰り返し、まだすべてを終了していない。また、受講者が企画書立案し、実施、成果報告の予定であったが、10月から開催したため、受講者自身の企画書作成にとどまっている。本研修の評価として、研修第1回目と5回終了後に、研究者の開発した中堅看護師のリーダーシップ測定尺度等の自己評価について、質問紙調査を実施している。また、5回終了後は受講の満足度についても質問を加えた。さらに、取り組み課題の実施状況、自身の行動・思考の変化、職場の人々の関係性の変化、取り組み過程の経験から得た持論を明らかにするために、フォーカス・グループ・インタビューを実施している途中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍により、集合研修を実施することが困難であり、研修会開催も10月となったため、3年目までの計画の実施となっている。また、本研修は、受講者自身が、自らリーダーシップを発揮する企画を立案し、実施、評価までを一連の研修としているが、開始時期が遅れたこと、クラスター発生により計画的に進まなかったことなどの理由から、企画案の実施・評価までには至っていない。そのため、研修会の評価もまだ十分とは言えない状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は、研修会を研究者所属の学内での集合研修を6月から12月まで開催することを計画している。これにより、研修会の評価を量的・質的に調査を実施する計画である。プログラム終了後には、看護師長等からの他者評価、ケアの質の変化からプログラムの有用性を明らかにする。 また、本プログラムについては、今後の改善として、リーダーシップ研究者にスーパーバイズを受ける予定である。2022年度から2023年6月までの成果については、分析をまとめた時点で、学会発表、論文作成をする予定である。
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Report
(5 results)
Research Products
(8 results)