精神障害者当事者が参加する隔離・拘束を減らすためのプログラムの効果の検証
Project/Area Number |
18K10302
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | National Center of Neurology and Psychiatry (2021-2023) Iwate Medical University (2018-2020) |
Principal Investigator |
三宅 美智 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 公共精神健康医療研究部, リサーチフェロー (20580814)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉川 隆博 東海大学, 医学部, 教授 (00433376)
深澤 舞子 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (00816621)
末安 民生 佛教大学, 保健医療技術学部, 教授 (70276872)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 隔離・身体的拘束の減少 / 精神障害当事者の参加 / 動画を用いた研修 / プログラムの効果 / 精神障害者当事者の参加 / 尺度開発 / 行動制限最小化 / 隔離・身体的拘束件数減少 |
Outline of Annual Research Achievements |
この研究では、アメリカで開発された「Six Core Strategies」のコア戦略の1つである「精神障害当事者の役割」に着目し、地域で生活する精神障害当事者とともに、精神科病院で実施する研修の動画を策定することとその有効性を検討することを目的とした。今年度は、地域事業所に所属する精神障害当事者13名と支援者5名を対象に、隔離や身体拘束の体験やそのときのケアについてヒアリングを実施した。ヒアリング内容をもとに、隔離や身体拘束中に感じたこと、医療従事者に対して伝えたいことにまとめた。精神科病院で実施する研修に使用する動画には、行動制限最小化の活動に精神障害当事者が参加する意味、ヒアリングで得られた内容と隔離と身体拘束の体験に関する当事者の実際の語りが含められた。この動画を用いて、精神科病院2施設を対象に2023年10月に研修を実施した。研修の内容は、動画の視聴(約25分)とワークシート用いた振り返り(約15分)で、合わせて40分程度で実施された。勉強会に参加した看護職のうち同意の得られた者を対象に研修前後と介入後4ヶ月にアンケートを実施した。また介入前後4ヶ月間の隔離・身体拘束時間と件数、退棟患者数を収集し、当該期間の退棟患者を対象にアンケートを実施した。今後は、収集したデータの解析を行い、動画による研修の効果について検討する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウィルスの感染拡大の影響により、精神科病院への関係者以外の立ち入りが制限されている状況は変わらず、計画していた直接介入のままでは研究を実施することが難しと判断し、一部計画を変更した。計画変更後、間接介入に切り替え、そのための動画作成を行うことになり、介入までに時間を要したため、今年度は介入実施と前後のデータ収集までの実施となった。
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Strategy for Future Research Activity |
介入実施と介入前後のデータ収集は終了したため、次年度はデータ解析を実施し、動画を用いた研修の効果について検討し、成果についてまとめる予定である。
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Report
(6 results)
Research Products
(1 results)