Project/Area Number |
18K10330
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | The Japanese Red Cross Toyota College of Nursing |
Principal Investigator |
石黒 千映子 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 准教授 (80315895)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
生田 美智子 椙山女学園大学, 看護学部, 准教授 (40335047)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2019: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2018: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
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Keywords | 慢性病看護学 / multimorbidity / 外来看護 / Multimorbidity |
Outline of Annual Research Achievements |
がんと糖尿病を併せ持ち外来化学療法を行っている患者にとって、血糖コントロールは予後に影響するだけでなく、がん化学療法の治療の完遂、治療意欲の維持・向上を図るうえでも重要である。しかし、化学療法剤の副作用の影響や自己管理に委ねられる範囲が広がったことなどから、血糖のコントロールは困難になりやすい。つまり、がんと糖尿病の治療の両方を続けながら日常生活の管理を続けていくことは、患者にとっては至難の業と言え、外来において看護師による継続的な支援が欠かせない。 本研究の目的は、糖尿病とがんを併せ持ち、在宅で療養生活を営みながら両疾患の治療を継続する患者および家族が体験している困難とその対処、外来看護師に対するニーズを明らかにし、外来における看護支援のありかたを見出すことである。そのために、糖尿病とがんの治療を受けている患者および、糖尿病看護もしくはがん看護に関する高い専門性をもち外来看護を実践している看護師を対象とした調査を行い、得られた結果を踏まえて支援モデルを作成することを計画している。 2023年度は、糖尿病看護もしくはがん看護に関する高い専門性をもち、外来看護を実践している看護師を対象とした質問紙調査(郵送調査・Web調査)と、インタビュー調査を行った。がん診療連携拠点病院等に指定される病院の看護部に協力を依頼し、同意が得られた病院に所属する看護師から質問紙調査の回答を得た。さらに、面接調査への協力に同意があった看護師を対象に、フォーカスグループインタビューを行った。現在、得られた結果を分析するとともに、がんと糖尿病を併せ持ち治療を行っている患者を対象とした調査の準備を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
糖尿病看護もしくはがん看護に関する高い専門性をもち、外来看護を実践している看護師を対象とした質問紙調査とインタビュー調査を実施し、得られた結果を分析しているところである。今後は、がんと糖尿病を併せ持ち治療を行っている患者への調査を実施し、看護師と患者、双方を対象とした調査の結果を踏まえて支援モデルの試案を作成していく予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、看護師を対象に行った調査結果を分析している途中であるが、患者および家族のニーズに応え、かつ、現在の外来における看護体制にあった支援モデルを考えるうえで、患者の体験を把握するための調査の実施が必要であることが確認された。そのため、看護師を対象とした調査結果の分析を進めながら患者を対象とした調査を行い、その結果を支援モデル案に反映させていく予定である。
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