EGFRTKI投与を受ける肺がん患者が自己評価を行う皮膚障害予防プログラムの開発
Project/Area Number |
18K10353
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Osaka Metropolitan University (2022-2023) Osaka Prefecture University (2018-2021) |
Principal Investigator |
徳岡 良恵 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 講師 (30611412)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林田 裕美 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (10335929)
田中 京子 大阪公立大学, 看護学研究科, 教授 (90207085)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2018: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | 皮膚障害予防プログラム / スキンケア / 評価 / 肺がん / 自己評価 / EGFRTKI |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、EGFRTKI投与を受ける肺がん患者による自己評価を用いた皮膚障害予防プログラムの開発と有用性や有効性を評価することを目的としている。2018年度~EGFR-TKI投与を受ける肺がん患者のスキンケア自己評価ツールを開発するために、【研究目的1・2】の看護師が患者のスキンケアを評価する視点および、患者のスキンケアの実際とスキンケアの効果を評価する指標について明らかにした。2021年度は、研究目的1、2および文献検討結果をもとに【研究目的 3】のEGFR-TKI投与を受ける肺がん患者のスキンケア自己評価ツール用いた教育プログラムを開発した。教育プログラムは、皮膚障害を予防するためのスキンケアの知識の提供とスキンケア方法の指導、皮膚の状態を自己評価するために、角質水分量の測定とGrade評価をすることとした。評価に基づいてスキンケア方法を自己で調整できるようにパンフレットを作成し提供するものとした。2021年度~【研究目的 4】教育プログラムの有効性・有用性を検証するために比較群をおく、準実験研究に取り組んでいる。プログラムは介入群にのみ実施し、有効性の評価は、Dermatology Life Quality Index(DLQI)、がん患者用自己効力感尺度、研究者が作成した皮膚の観察および実施状況調査用紙、および角質水分量、皮膚障害の重症度により、介入前/調査開始時、介入終了直後/初回調査8~12週間後、介入終了1か月後/2回目調査終了1か月後に評価を行っている。有用性の評価は、自記式質問紙により、看護プログラムの運営や内容についての有益性、難易度、負担感、看護プログラムに関する意見の自由記載により行っている。2022年度からは研究実施施設を2施設に増やしデータ収集を実施しているが、目標症例数には達していないため、データ収集を継続している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルスの蔓延持続により、2施設目の研究施設でのデータ収集開始に遅れが生じた。また、2施設においてのデータ収集実施中においても、コロナ患者対応のために一般患者の受け入れの制限があり、さらに、2023年度に新型コロナウィルスが5類感染症へ変更後も研究実施施設においてコロナ患者を受け入れる入院病棟の設置は継続しており、新規入院患者の受け入れ制限が継続されていたため、対象となる患者の発生が減少した。 3施設目への研究協力を依頼したが人員不足等の理由により協力が得られず、計画通り進めることが困難であった。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度より、新規入院患者の受け入れ制限が解除されたため、2施設でデータ収集を実施しているが、対象者の確保のため、現在、協力が得られる研究実施施設を探しているところである。
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Report
(6 results)
Research Products
(3 results)