Project/Area Number |
18K10854
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59020:Sports sciences-related
|
Research Institution | Hokusei Gakuen University |
Principal Investigator |
蓑内 豊 北星学園大学, 文学部, 教授 (50239331)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
角田 和彦 北星学園大学, 文学部, 准教授 (60364220)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2025-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2019: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
|
Keywords | スポーツスキル / 自己調整学習 / 新旧対照法 / 指導制度 / 動作修正 / 指導法 / 協働体制 / 心理的アプローチ / 指導システム / スキル修正 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の主な目的は、スポーツスキルの修正に有効な方法を検証すること、および、選手・指導者・スポーツ科学者間の機能的な協働体制を構築することである。本年度は研究成果を公表することができなかったが、スポーツスキルの有効な修正方法に関して、調査・実験を行うことができ、データを集めることができた。データの分析も行い、整理もできたので、学会発表や論文化の準備を進めているところである。 調査内容としては、これまでに提案した新旧対照法を応用して、異なる動作を交互に行う過程(コンペア学習)を設けることは、新しいスポーツスキルの習得の促進にもつながるのではないかという仮説の検証を行った。バレーボールのショートサーブスキルを課題として、通常の練習(同じ動作を繰り返す)と異なる動作を交互に行う(コンペア学習)を行わせ、学習効果に違いがあるのかを検証した。バイオメカニクス的動作分析、自己調整学習の心理尺度、自己内省報告の異なる3種類のデータについて収集・分析を行った。その結果、バイオメカニクスのデータ、および、自己内省報告のデータについては有意差がみられ、コンペア学習の有効性が示される結果であった。これらの研究結果については、全体的な傾向(平均)の分析と個別事例の分析に分けて研究を進めており、それぞれについて学会発表や論文化に取り組んでいる。 選手・指導者・スポーツ科学者間の機能的な協働体制に関しては、スポーツスキルの修正に関する調査を進める中で、スキル修正場面に指導者と科学者が協力して適切に介入することは、3者間の関係性の構築につながることが示唆されたが、成果として公表するには至っていない。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナの影響もあり、当初の予定よりは遅れていたが、本年度は調査・実験をも行うことができ、進捗状況が改善された。論文などの研究成果の公表までには至っていないが、データの収集や分析を行い、学会での発表や論文化の準備を進めているところである。
|
Strategy for Future Research Activity |
バレーボールのサーブスキルを対象とした調査を行い、データを集めることができた。現状のデータからも部分的ではあるが仮説を証明するような結果を得ることができたので、学会発表および論文化の準備を進めている。また可能であれば追加の研究として、パソコン画面上の動作学習などの課題によって、この研究結果を検証する基礎的調査を行うことも考えている。
|