Project/Area Number |
18K10875
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59020:Sports sciences-related
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Research Institution | Osaka University of Commerce |
Principal Investigator |
久保山 直己 大阪商業大学, 公共学部, 教授 (00412718)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2019: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | トレーニング科学 / 脳科学 / 中枢疲労 / 運動制御 / 機能的相補性 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は動的運動中の脳部位における機能的相補性による筋の協働作用の活性化と中枢疲労の発生過程及び中枢疲労耐性との関係を解明することである。本研究では疲労困憊運動を含む動的運動中に近赤外線分光法(Near infrared spectroscopy:NIRS)を用いて前頭葉など両側における脳の血液量の変化を時系列に捉える。 実験については、2023年5月に新型コロナ感染症が第5類に引き下げられるまでコロナ禍の影響を強く受け、実験を実施することが不可能であった。そのため、当初予定から大幅な変更と遅延が生じた。2023年5月以降から漸く実験を開始するに至った。しかしながら、コロナ禍が終息直後ということもあり被験者としての実験協力者が予定よりも集まらなかった。このような状況が続き、度重なる実験日程変更の必要があった。また、実験中に測定機器の破損が突発的に発生し、修理が必要となる等予定外のアクシデントが発生した。修理後は正確にデータが収集できているかどうかを確認する予備実験も必要となり、数か月単位で当初予定からの遅延が生じた。この予備実験については、複数の研究者から協力を得えたことで実験継続ができる目処がついた。 現在は、ほぼ被験者の実験データの収集が終了した。今後は、データ分析後に成果をまとめる予定である。本年度は研究エフォートを拡大させ研究成果を早期にまとめ、学会での成果発表をはじめ、論文作成など精力的に研究を推し進める。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本実験は、静穏な環境での測定が必要となることから、実験室での対面式の実験となる。コロナ禍が終息したとはいえ、被験者などの協力者を集めるのに相当の時間を要した。また、実験中に本実験で重要な生理学的データを収集する測定器が破損し、修理を余儀なくされ、当初の実験日程に大幅な延期が発生した。このようなことが重なり、実験によるデータ収集が思うように勧められなかった。 現在は、当初に予定していた被験者数を確保することができ、データもほぼ収集できている。今後は、膨大なデータの整理、分析を進める。分析後は、学術論文としてまとめ公表する予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
実験を実施する実験室及び測定機器など環境は既に整っており、実験中断の間に文献等による仮説の強化及び実験実施手順の見直しに時間をかけ入念な準備が完了している。 当初の目的を確実に達成させるために、今後、効率的に実験を実施し正確なデータ収集及び分析を力強く推し進め、成果発表を精力的に行っていく。
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