Project/Area Number |
18K11871
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 80020:Tourism studies-related
|
Research Institution | Sapporo International University |
Principal Investigator |
梅村 匡史 札幌国際大学, スポーツ人間学部, 教授 (30203590)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 寛 札幌国際大学, 人文学部, 教授 (20232465)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
|
Keywords | テキストマイニング / 観光振興 / 地域資源 / 観光情報 / 地域振興 / 観光過疎地 / 地域情報 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度も、補助事業期間延長を行い、令和元年度(研究2年目)に予定していた研究タスクを実施予定であった。具体的には、「地域情報の収集と現地調査」「意味ネットワークに基づく地域特性を象徴する語句と現地で評価との整合性の確認」のタスクのうち、現地との打ち合わせを実施する予定であった。 しかしながら、本年度も、コロナ禍が収まらず現地との打ち合わせが実施できない状況が状況が続き、研究を進めろことはできなかった。このような状況の中、「withコロナ」「afterコロナ」を意識し「文献の収集」「意味ネットワークの作成」「地域特性を象徴する語句選定」について、精査を行い、一応の成果をまとめた状況である。 現状で、得られている成果は、「観光・地域振興・まちづくり等をキーワードに研究論文・報告書・書籍等からテキスト分析の先行研究をレビューし、国内の観光、観光対象に関する現状の再確認と解決すべき課題の精査」「入り込み数の少ない10町村を対象とした地域情報の収集」「収集した地域情報をもとに、テキストマイニングの手法を用い、意味ネットワークを作成し、意味ネットワークを構成の検討により場所や施アクティビティ等の地域の観光対象に成りうる言語情報(特定語の連鎖)の抽出」である。 しかしながら、これらの成果については、電話、郵送等で現地との打ち合わせに努めているが、担当者の変更や観光の在り方の変化により、十分な成果を期待しにくい状況となっている。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本年度もコロナ禍が収束せず、前年度までの取り残しの課題であった、現地との打ち合わせによる観光対象の洗い出しが実施できなかった。 各地域のテキストマイニングによる意味ネットワークの作成、地域特性を表す語句等の選定については、さらに精査した。しかし、選定語句の妥当性の評価のため、現地との打ち合わせは不可避であり、プロトタイプの策定に当たり重要ではあるため、研究成果としては大きな進展はなかった。
|
Strategy for Future Research Activity |
研究の着手から6年経過し、ここ3年間は電話による連絡のみという状況で、当初打ち合わせを行っていた担当者の多くも配置変換により変更になっており、詳細部の打ち合わせが困難になってきている。また、使用していた副読本も指導要領の改正に伴い、各地域で改訂されているため、地域特性を象徴する語句選についても変化しているものと考えられる。 また、AI技術の進化とオープンデータの拡大により、「文献の収集」「意味ネットワークの作成」に関しては、容易に実現が可能となってきている。したがって本年度は、本研究の現状へのアドホックな対応法を検討することとインバウンドに向けた中国語のテキストマイニングの手法について検討を進めることとする。
|