Project/Area Number |
18K12428
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 02090:Japanese language education-related
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
中野 祥子 山口大学, 教育・学生支援機構, 講師 (90803247)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 異文化適応 / 在日ムスリム留学生 / 異文化接触 / 異文化葛藤 / 困難 / 対処方略 / 縦断研究 / 異文化間教育 / 対処法略 / ムスリム留学生 / 介入教育 / カルチャーアシミレーター / イスラム教徒 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、日本に留学するムスリムの異文化適応像を解明し、学際的発想で、異文化間教育に心理学的要素を組み込んだ独自性の高い教育セッションを創ることである。研究パートは主に3つあり、量的研究、質的研究による縦断調査、教育セッションの作成と試行である。 令和5年度は、前年度に新たに出てきた課題(追加のデータ収集と再分析)に取り組み、アンケート調査行った。データ収集はできたものの、分析作業を終えられていない。縦断調査は、縦断的視点から異文化適応過程の解明を試みるため、前年度に引き続き面接調査を行った。対人関係形成の様相と異文化への向き合い方について、複線径路・等至性アプローチを用いた分析に取り組んだ。また、在日ムスリムが日本で感じる適応上の困難が日本社会の独自性によるものなのかを判別するため、在米ムスリムへの面接調査を行い、分析作業までを行った。異文化間教育教材「ムスリム留学生むけ文化アシミレーター」を用いた教育セッションについては、新たな課題場面を追加し、昨年度作成した試作版を改訂した。新たに写真を用いた教材の作成も試みた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
質問紙調査のデータ収集に時間がかかったため、分析まで終えることができなかった。また、縦断研究では途中帰国の者や母国の情勢悪化に伴い定期的に連絡が取れない場合もあったため、分析に入るのがやや遅れた。異文化間教育教材の試作版の改訂については計画通りにできた。しかし、改訂版の作成が長期休みに重なり、試行に向けての参加者集めに苦労したため、十分なデータが取れなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
量的調査に関しては、分析と成果報告を行う。縦断的調査に関しては、対人関係形成についての分析の結果をまとめる。質的調査については、在米ムスリムが感じる異文化性に基づく困難と在日ムスリムが感じるものとの比較についての分析をまとめ、成果報告を行う。異文化間教育教材については、改訂版の試行とその結果の分析を行い、最終版を完成させる。
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