「日本語学習者のための漢字学習方法・意識の調査票」の開発と多言語化
Project/Area Number |
18K12430
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 02090:Japanese language education-related
|
Research Institution | Waseda University (2019-2022) Mejiro University (2018) |
Principal Investigator |
濱川 祐紀代 早稲田大学, 日本語教育研究センター, 准教授(任期付) (40725446)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2020: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2019: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2018: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
|
Keywords | 日本語教育 / 日本語学習者 / 漢字学習 / 学習方法 / ストラテジー / 学習意識 |
Outline of Annual Research Achievements |
<研究目的> 日本語学習者の漢字学習の方法や意識に関する先行研究を見ると,それぞれの教育現場において,どのように漢字が学習されているか,どのような意識がもたれているかという点について論述されてきた。しかし,現場に合わせた調査票を用いていることから,全体像をつかむに至っていない。本研究では,漢字学習研究の共通ツールとなる調査票,すなわち漢字学習の方法やそこに付随する意識を概観できるような質問紙調査票を開発し,実践者や研究者に提供することを目的とする。 <研究計画> これまで,すでに調査票の不備や修正に必要な内容を検討してきた。令和元年には,カナダ(トロント)において,「日本語教師を対象とした漢字指導」と「日本語学習者を対象とした漢字学習」に関する調査を行い,その成果は,イベント「振り返ろう!漢字教育-教室でこそできる漢字学習に向けて」(2019年8月・トロント大学)で報告している。 その後,令和2年度・令和3年度ともに①海外の調査協力機関の方との打ち合わせ,②調査票開発に詳しい専門家への相談などが予定されていたが,コロナ感染症の影響で実施が難しくなり見送ることとなった。令和4年度は,調査票開発などに詳しい専門家への相談をし,コロナ感染症の影響で実施できなかった研究計画をどのように変更させていくかを検討した。令和5年度は調査票を完成させ,日本語教育の実践者・研究者に提供できるよう整えていく。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
令和2・3年度は①海外の調査協力機関の方との打ち合わせ,②調査票開発や統計などに詳しい専門家への相談などが予定されていたが,コロナ感染症拡大の影響で実施が難しく,その結果見送ることとなり,研究計画そのものの変更が必要になったため。
|
Strategy for Future Research Activity |
引き続き,調査票開発などに詳しい専門家への相談をし,調査票を完成させ,日本語教育の実践者・研究者に提供できるよう整えていく。
|
Report
(5 results)
Research Products
(21 results)