Multinational Enterprises and International Taxation in the 20th Century: Dynamics of Firm's Adaptation and Institutional Change
Project/Area Number |
18K12825
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 07070:Economic history-related
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University (2020-2023) Shiga University (2018-2019) |
Principal Investigator |
井澤 龍 東京都立大学, 経営学研究科, 准教授 (30761225)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2020: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2018: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 経営史 / 経済史 / 国際経営 / 国際税務 / 20世紀 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究期間中、1回の研究報告を行い、6本の論文(編著本収録論文2本を含む)を発表・執筆した。
【研究報告について】研究テーマを発展させた内容である、「国際会計事務所と国際税務サービスの発展:Price Waterhouse, Coopers & Lybrand を中心に」を経営史学会関東部会にて報告した。コロンビア大学に収蔵されたPrice Waterhouse, Coopers & Lybrand 史料を用いて、会計事務所の税務サービス部門の発展史を探究した報告を行い、有益なコメントを得たをこのテーマは、2023年度より新規採択された「大手国際会計事務所の国際税務サービス発展史の実証研究」に引き継がれ、研究を深耕する予定である。
【研究論文について】2020年度からの研究プロジェクトに基づいて、関西大学出版部より『合意形成と制度 ―租税条約、明治維新、官僚人事―』を編著者の1人として刊行した。担当パートの二編中、「第4章 国際課税ルールの世界的合意形成が誕生したとき ―1920 年代の国際連盟とイギリス」は、本科研テーマを総覧する内容の章となった。また、「第1章 合意形成と制度――序言・総説――」でも、本科研テーマを国際政治学的な背景からまとめることで、研究の関心範囲を拡張させた。これらは、昨年度に出稿し、2023年5月に刊行された『税務弘報』 収録の「100年前の国際課税ルールに関する世界的合意 現代の国際課税改革の課題を見出す」の関心を引き継ぐものでもあった。また、科研費テーマから派生した研究として、企業史料論に関する論文(イギリス、アメリカ合衆国のビジネスアーカイブズ研究)2本、レトリカルヒストリーに関する研究1本を投稿し、採択された。
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Report
(6 results)
Research Products
(33 results)
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[Book] 合意形成と制度2024
Author(s)
北川 亘太、井澤 龍、柏原 宏紀、小嶋 健太
Total Pages
248
Publisher
関西大学出版部
ISBN
9784873547800
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