家庭科におけるESDのあり方に関する実証的研究-韓国の家庭科との比較を通して-
Project/Area Number |
18K13154
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 09040:Education on school subjects and primary/secondary education-related
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
鄭 暁静 信州大学, 学術研究院教育学系, 准教授 (30774632)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2018: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | ESD / 家庭科 / 日韓比較 / 教育課程 / 教科書 / 家庭科教育 / SDGs / 家族・家庭生活領域 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、日本と韓国における家庭科のESDの授業実践を比較分析することを通して、互いの学びの違いから、今後の家庭科のESDのあり方を提案することを目的としている。具体的には、日本と韓国の家庭科におけるESDの要素を、教育課程及び教科書分析を通して明らかにした上で、授業実践を行うことであった。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大により授業実践が取りやめられた。そのため、授業実践に代わる生徒の学びの実態に関する調査として、教員を対象にした聞き取り調査を行うことにした。 令和4年度では、韓国の教員を対象にした聞き取り調査を行っている。令和5年度では、韓国の調査を基に、日本の教員を対象にした聞き取り調査を行った。 これまで得られた日韓教員の聞き取り調査のデータを基に、日韓の比較分析を行っていく予定である。韓国の聞き取り調査では、韓国の研究者の協力を得ており、データ分析の際にも韓国の視点から引き続き協力を得る予定である。 なお、日韓の教科書比較分析(消費生活・環境領域)の結果をまとめ、Journal of Home Economics Education Researchに投稿し、研究論文として発表した。また、教育課程比較分析(消費生活・環境領域)の結果は21th ARAHE Biennial International Congress 2023で発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症拡大により、予定していた生徒対象の質問紙調査及び授業実践ができなくなり、その代替策として、日韓の家庭科の教員を対象にした聞き取り調査を行うことにした。韓国の教員調査から日本の教員調査まで行い、両国のデータは全て収集した。
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Strategy for Future Research Activity |
両国の聞き取り調査で得られたデータをもとに比較分析を行い、その結果をまとめ、引き続き研究発表を行う。なお、韓国の聞き取り調査の結果は、令和6年度の国際家政学会で発表をする予定である。
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Report
(6 results)
Research Products
(20 results)