テーラーメイドのがん免疫治療に向けた新しい細胞傷害性T細胞測定法の確立
Project/Area Number |
18K15430
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 52010:General internal medicine-related
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
高木 徹 埼玉医科大学, 保健医療学部, 助教 (20536891)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2021: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 細胞傷害性T細胞 / フローサイトメトリー / FACS / がん / CTL / 細胞傷害性試験 / テーラーメイド治療 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究の目的は、ヒト固形がんのほぼすべてに発現しているがん抗原WT1 に着目し、WT1特異的CTLを用いた細胞傷害性試験を行い、同時に免疫チェックポイン ト 分子の発現を確認し、そのデータがテーラーメイド医療に繋げることができるかどうかを明らかにすることである。 今年度はHLA-A24について検討を行った。既に作製済みであったHLA-A24を発現する標的細胞に、GFPを発現するベクターを導入した。GFP発現細胞をセルソーターで採取しクローニングして、HLA-A24/GFP発 現標的細胞を作製した。その後、HLA-A24トランスジェニックマウスをAd-M1で免疫し、1 週間後に脾臓を摘出して脾リンパ球をプライマリーCTLとして用いて、HLA-A2と同様の実験を行い、HLA-A24についても問題なく測定できることを確認した。 次に換えアデノウイルス (Ad-WT1)を、HLA-A2、もしく はHLA-A24トランスジェニックマウスに免疫した。免疫後1週間で脾臓を摘出し、脾リンパ 球をプライマリーエフェクターCTLとして使用した。標的細胞には各HLA型に合うWT1由来ペプチドをパルスしたものを使用した。まずPI染色を用いて、このCTLが抗原特異的にGFP 発現標的細胞を傷害するかどうかを、フローサイトメトリーで測定した。さらにアポトーシスのマーカーであるAnnexin-VとCaspase-3の測定を行った。
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Report
(3 results)
Research Products
(2 results)