Project/Area Number |
18K15651
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 52040:Radiological sciences-related
|
Research Institution | Kansai Medical University |
Principal Investigator |
小野 泰之 関西医科大学, 医学部, 助教 (60786698)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2019: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2018: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
|
Keywords | CRBSI / PMEAコーティング / インターベンショナルラジオロジー / カテーテル / PMEA / バイオフィルム / インターベンショナルラジオロジー(IVR) |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は昨年度に引き続き日本医学放射線学会や日本インターベンショナルラジオロジー学会等の関連学会での情報収集活動を実施した。カテーテル関連血流感染症に関するカテーテルを取り巻く状況は依然として、新たなものは見られない状況が続いており本研究でのPMEAコーティングによるバイオフィルム形成抑制効果が証明されることは、新規カテーテル開発等において重要な結果出ることが確認された。 そして2021年度に実施した家兎での動物実験結果をもとに実験系の手技手順、内容のブラッシュアップ、実験系確立に向け最終検討を行なった結果、家兎にカテーテルを留置し長期留置後にカテーテルを回収する実験系は完成形を迎え、2022年度はクロルヘキシジンコーティング、銀コーティング、抗菌薬コーティングされたカテーテル及びPMEAコーティング群、及び非コーティング群との比較実験等の動物実験最終段階へと進む準備を行なった。また回収されたカテーテルのバイオフィルム評価として吸光度測定による計測結果や菌定量検査の検討が実施され、現在のところその結果は良好なデータが得られているが、引き続きデータ収集が必要な状況であり追加の実験、データ収集を継続している。 最終年度を迎えるにあたり、今後はこれらのデータがまとまり次第、日本インターベンショナルラジオロジー学会、米国インターベンショナルラジオロジー学会での報告を目指しており、その後の最終結果の論文作成の準備も進めているところである。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2022年度も新型コロナウイルス感染症の影響を受け動物実験遂行に制限が生じており全体の研究にやや遅れが生じることとなった。その間も実験準備や情報収集活動を進めており最終年度に向けて研究活動の準備や最終報告の準備を進めている。
|
Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症の影響は改善傾向が見られており、最終年度では不足分のデータ収集及びそれの解析を進めるとともに最終報告、論文作成に向けて準備を進めているところである。
|