Project/Area Number |
18K16438
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 55050:Anesthesiology-related
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
奥山 めぐみ 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (20723563)
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Project Period (FY) |
2020-02-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2019: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | 上気道 / 睡眠時無呼吸 / 全身麻酔 / マスク換気 / 閉塞性睡眠呼吸障害 / 筋弛緩薬 / マスク換気困難 / 呼気時流量制限 / 気道管理 |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、マスク人工呼吸中に生じる呼気時流量制限(expiratory flow limitation :EFL)について、臨床に即した状況で、発生に関与する因子を解明することである。 具体的には、①口および鼻・口のそれぞれのルートでのEFLの発生頻度の違いを調査し、マスク人工呼吸での口気道の優位性を証明すること。②肺容量の影響を検討する。および③筋弛緩薬の使用が、EFLの発生に及ぼす影響を調査する。 本研究により、EFLの発生を減らすあるいは、EFLを解除する方法が解明されれば、全身麻酔導入時のマスク換気を改善させる方法が明らかになると期待される。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、研究者らがこれまでに解明したマスク人工呼吸中に生じる呼気時流量制限(expiratory flow limitation :EFL)の発生メカニズムをもとに、より臨床に即した状況で、発生に関与するリスク因子を解明することであった。 令和5年度は、マスク換気時にEFLを生じた患者を対象として、換気時の呼吸流量変化と軟口蓋後壁部に生じる圧変化との関係を測定し、軟口蓋後壁部での動的閉塞に、圧変化が関与することを示唆する結果を得た。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
EFLの発生メカニズムであると考えられる結果が得られており、解析結果とともに学会や論文発表を予定している。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度までに得られた研究結果を解析し、国内外の学会で発表するとともに、国際雑誌への投稿を行う。
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