間葉系幹細胞の骨芽細胞分化に関与するmicroRNAの機能の解明
Project/Area Number |
18K17054
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 57030:Conservative dentistry-related
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Research Institution | Health Sciences University of Hokkaido |
Principal Investigator |
山田 梓 北海道医療大学, 歯学部, 助教 (30708847)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 間葉系幹細胞 / 骨芽細胞分化 / microRNA |
Outline of Annual Research Achievements |
歯周病に対する新規の歯周組織再生治療として、間葉系幹細胞を用いた細胞治療が注目されている。間葉系幹細胞の骨芽細胞分化については様々な転写因子が関与することが知られているが、その分化メカニズムには不明な点も多い。microRNAは遺伝子発現を抑制する効果を持つノンコーディングRNAの一種であり、分化や細胞増殖、アポトーシスなどと深く関与することが示唆されている。しかしその作用は多岐にわたっており、全容は未だ解明されていない。 間葉系幹細胞の骨芽細胞分化にはWNTシグナルが深く関与することが知られているが、遺伝子発現やタンパク質発現だけでは解明できない骨芽細胞分化を明らかにするためには、転写語翻訳を制御するmiRNAの関連を検討する必要があると考えられる。そこで本研究では、間葉系幹細胞の骨芽細胞分化に関連する新規microRNAを探索しその作用を検討することにより、骨芽細胞分化メカニズムの解明を本研究の目的とした。 これまでに、採取した細胞が間葉系幹細胞様の性質を示すこと、また骨芽細胞分化誘導培地にて骨芽細胞に分化可能であることを確認した。骨芽細胞分化誘導有りまたは無しにおいて4, 7, 14日間細胞培養を行った後RNAを抽出し、miRNAマイクロアレイにより各miRNAの発現レベルを調べプロファイリングを行った。数種のmiRNAについて個別の検証を行なったが、今後さらに機能抑制や過剰発現等の機能解析や、ターゲット検証を行うことで骨芽細胞分化に関与する新規miRNAの作用の解明が期待される。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)
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[Journal Article] Periodontal regeneration with autologous periodontal ligament-derived cells sheets - A safety and efficacy study in ten patients.2018
Author(s)
Iwata T, Yamato M, Washio K, Yoshida T, Tsumanuma Y, Yamada A, Onizuka S, Izumi Y, Ando T, Okano T, Ishikawa I.
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Journal Title
Regenerative Therapy
Volume: 9
Pages: 38-44
DOI
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Peer Reviewed / Open Access
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