成長期における咀嚼性刺激の変化が咀嚼筋及び下顎骨の性状に及ぼす影響
Project/Area Number |
18K17259
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 57070:Developmental dentistry-related
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Research Institution | Jichi Medical University (2020-2023) The University of Tokushima (2018-2019) |
Principal Investigator |
七條 なつ子 自治医科大学, 医学部, 講師 (60779940)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2019: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2018: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
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Keywords | 歯学 / 食育 / 成長 / 顎顔面骨格 / オーラル・フレイル |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、成長期における軟性飼育による咀嚼性刺激の低下が咀嚼筋及び下顎骨の性状に及ぼす影響を量的ならびに質的に解析するとともに、さらに成長途中において顎顔面領域への刺激が変化することで発達に変化が起こるのか否か検討することを目的とした。 硬食飼料のみで育てる硬食群(control group)、軟食飼料で育てはじめ、大臼歯が萌出する6週齢で硬食飼料に変更するearly catch-up群、成長のスパートが終了する11週齢で軟食飼料から硬食飼料に切り替えるlate catch-up群の3群に分け、16週齢目に右側下顎骨を摘出、骨および筋肉、形態学的計測を行っている。 3群間で、体重や食餌摂取量、側頭筋・咬筋・顎二腹筋の質量では有意差は認められず、形態計測ではlate catch-up群は他の2群と比較して有意に小さな値を示し、硬食群とearly catch-up群では有意差を認めなかった。また、下顎の顎角の角度に関しては、成長のスパートが終了する11週齢で軟食飼料から硬食飼料に切り替えるlate catch-up群で一番大きな値を示したものの、3群間に有意差は認められなかった。 成長スパートを迎える前に介入すれば骨の大きさに変化を示すことはあっても、下顎骨の成長方向に関しては影響が少ないと考えた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
大学病院の診療と大学の業務への比重がほとんどになってしまった。
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Strategy for Future Research Activity |
追加でさらに情報や結果を増やすのではなく、現在収集できている内容で学会発表やディスカッションを行いまとめる。それによって、次の新たな研究方針や計画を練っていく。
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Report
(6 results)
Research Products
(29 results)