Project/Area Number |
18K17392
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58030:Hygiene and public health-related: excluding laboratory approach
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Research Institution | Fukushima Medical University (2019-2022) Dokkyo Medical University (2018) |
Principal Investigator |
長尾 匡則 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 助教 (30621239)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2021: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2020: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | 東洋医学 / 食養 / 食品分類 / 栄養 / 中医学 / 食事調査法 / 妥当性研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
既存のコホート研究における4季節3日間の計12日間の秤量法による食事調査データと、当該コホートにおいて開発された食物摂取頻度調査法による質問票食事調査データに対して、それぞれ本研究により作成した食品の中医学的性質のデータテーブルに基づき食事の中医学的性質を評価・比較することにより、当該質問票による中医学的性質の評価の妥当性を検討する計画である。 2022年度においては、これまでの研究成果である食品の中医学的性質のデータテーブルに収載された食品数、秤量法により調査された食品に対して中医学的性質を評価できた食品の割合、食物摂取頻度調査質問票に使用されている食品のうち中医学的性質を評価できる項目の割合等から、これらの食事調査データと中医学的性質データテーブルを用いた妥当性評価研究が可能であることを確認し、当該コホート研究グループに対して研究提案を行った。本研究提案が当該コホート研究グループにおいて承認されたため、関係機関における倫理審査委員会へ研究計画書を提出し、承認を得たうえで適切な手続きのもと関連するデータを受領した。 これらのデータを用いて質問票の妥当性、および再現性の検証を行った。具体的には秤量法食事調査データおよび妥当性解析用の質問票調査データについて中医学的性質10項目の値をそれぞれ算出したのち、無調整値・および残差法によるエネルギー調整値について、スピアマンの順位相関係数を算出することに加え、秤量法食事調査データおよび質問票食事調査データより算出された中医学的性質の値でそれぞれを五分位にわけ、カテゴリの一致度を評価した。 これに加え、質問票の再現性検証のために2回行われた質問票調査データについて、同様に中医学的性質10項目の値を算出し、スピアマンの順位相関係数を算出し検討を行った。これらの結果について論文投稿に向けて準備を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
既存のコホート研究における食事調査データを活用する計画であるが、当該コホート研究グループとの調整が必要となった。当初の想定では2022年度中に研究を終了する目論見であったが、新型コロナウイルス感染症の拡大とその対策および前述の調整・研究提案、およびその後の本学を含む関連機関での倫理審査に時間を要したこと、論文化に向けて充分な時間を確保する必要が見込まれたことより研究期間を延長するに至った。
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Strategy for Future Research Activity |
既存のコホート研究における食事調査データと食品の中医学的性質のデータテーブルより、当該コホート研究において作成された食事摂取頻度調査票による性味評価の妥当性の検証結果について、当該コホート研究グループによる公表許可を得たうえで論文を学術雑誌にて公表する。
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Report
(5 results)
Research Products
(2 results)